黄昏通信社跡地処分推進室

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racing

金字塔/中山グランドジャンプ(JG1)

JG1は確かいいんだよねこのままで。 ということでカラジさんの三連覇。道中中団を楽に追走して二周目にするすると位置取りを上げ、メルシーエイタイムが一旦出るのを差し返した上で最後リワードプレザンの強襲をしのぎきったのだから、着差以上に強い内容…

そんなスローペースじゃスプリンターがマイラーに勝てる筈ない。/高松宮記念 (G1)

なんか 1200m 未経験馬がまた勝ったということでスプリント路線のレヴェルが下がったとか言われているけど、ちょうどその前の日に東スポで面白い記事が出てた。かいつまんで言うと「ここ2年は3ハロン目が 11 秒台まで落ちていて、それでマイラーの台頭を許…

ペガサスジャンプステークス

というわけで中山競馬場へ。例年このレースぐらいまではまだ結構寒いのだが、今年は例年以上に寒かった印象。今回は庶民席で、適当にパドックと往復しながらレースを楽しんだ。相変わらず馬券がどうにもならないほど当たらないのだがどうすればいいのでしょ…

しかしエルコンドルパサーが「早死にした種牡馬の子は走る」って文脈に名を連ねることになろうとは思わなかった。切ない。

もがく海猿:きさらぎ賞

アサクサキングスが逃げ切る。流石にこれだけ楽に行ければというところか。後続もオーシャンエイプスの所為か少し消極的になってしまい、逃亡を許してしまった感じ。そのオーシャンエイプスは早目に仕掛けて行ったのだけど最後は止まっていて、これだけの不…

2歳チャンピオンの逆襲:淀ジャンプステークス

アドマイヤホープが押し切る。キタサンブシドウとスリーオペレーターが競っていて、少し流れが速いように見えたのだけど結果的には前に行った馬で決まっていて、それでいてレコードだったのだから印象よりもレベルの高いレースだったのかも。まあもちろん単…

トキノミノル記念 折角だしということで□地2頭になんとなく注目してた。 フリオーソは最初まあまあすっとついて行けたのに、三角手前辺りというむしろペースが落ち始めたところで手が動きだし直線も伸びず、というまあ見所のない内容。現時点では芝でまるで…

春麗ジャンプステークス コウエイトライが逃げ切る。ベストグランチャに終始来られて楽な展開ではなかった筈だが、最後は差し返す形で押し切る強い勝ち方。この春こそはでかいところを目指すのだろうか。色々と楽しみ。ノボリハウツーはそろそろ使い込み過ぎ…

のどなり

うう、のど鳴りの症状と湿度の因果関係は不明(おそらく無い)って話はおれも確かに読んだのだが憶えていない。おれが読んでいる以上競馬ブックだろうとは思うのだが。そして現在の紙面からするにラジオ NIKKEI の誰かか小島友実辺りだろうと思うのだが。 あ…

今更ながら、競馬法施行規則の変更について。 新年の中山・京都開催は7日間となっている。これは昨年競馬法施行規則が変更され、1開催が最大 12 日まで行えるようになったことで実現可能になった。この分は秋に9日間開催を設けることで年間の開催日数の帳…

牛若丸ジャンプステークス

フミノトキメキがレコードで圧勝。これまでの基準タイムはロングランニングが 2003 年のこのレースで出していて、4年ぶりの更新となった。この距離ってそんなに使わないんだっけ? チアズシャイニングが出てたんだけど、後方のままで全くいいところなし。競…

中山大障害・回顧および予想反省

マルカラスカルが影も踏ませぬ逃げ切りで圧勝した。時計自体は 4.41.0 と平凡で、上がりは 4F 51.2 - 3F 38.0 であるから、展開には恵まれたと言えるだろう。それでも迷わず先手を引いてきっちり飛越をこなしたレースぶりは悪くない。陣営ではこの馬の脚元の…

中山大障害プレヴュー(後編)

諸事情あって時間がなくなってしまったので簡単に。ていうか、のだめコンサート長過ぎるんじゃー。 ローレルデフィー 今春の中山グランドジャンプで6着。前走は休み明けの IJS で6着。コース適性が高く、通用する可能性はある。IJS が少し反動の出そうなレ…

今年の総決算(前編):概況、前哨戦

終わりよければすべてよし、という言葉があるように、暮れにでかいレースをぶち当ててから年越しを迎えると中々気分がいい。たとえその年の通算で大きくへこんでいても、なんとなく来年はやれそうな気がしてくるから不思議なものだ。そうでなくてもこの年末…

古豪奇跡の復活:イルミネーションジャンプステークス

コウエイトライは早々と放牧に出され、テイエムドラゴン、メルシータカオー、スプリングゲントが次々に故障。中山大障害はにわかに違う意味で混戦模様になってきたが、このレースが本番を占う上で重要な位置にあることに変わりはない。 で、勝ったのは中山競…

日本がパートI国に

JRA としては念願かなってなんだろうが、詳しくない人はポカーンだしある程度知ってる人は別に取りたてて騒ぐほどのことではないというスタンスにはなり、結果的にテンション低くそれはそれとしてニュースだよねというエントリが世に溢れてるここ数日ではあ…

福島記念(G3)

重馬場というので色々なことに目をつぶってダンツジャッジから買ったら江田照男が最後方から最内を突くという勇気溢れる騎乗を見せて、一瞬突き抜けそうになったので中々楽しめた。 勝ったのは佐藤哲三サンバレンティン。インティライミの全兄なのは今知った…

化け物か?!:京都ハイジャンプ(G2)

スプリングゲントが先手を引く。ノボリハウツーが序盤から積極的に絡んで行ったが、3周目の向正面では逆に離され始める始末。代わってタニノエタニティが2番手に上がる。直線に向いてからはスプリングゲントが後続を突き放し、仕掛けを遅らせて追い上げた…

熱狂の価値:メルボルンカップ(GI)

デルタブルースが歴史的な勝利をあげた。なかなか知らない人に凄さを伝えるのが難しいのだが、とりあえずオーストラリアという競馬一流国の一番でかいレース、そこに出向いて行って勝ったのだから並大抵の業ではない。3200m のレースを未だに最大の祭りとし…

この差は埋まらないのか:アルゼンチン共和国杯(G2)

家で片付けの合間に見てみたらドラゴンキャプテンが出てて驚いた。連勝中だしハンデ戦とは言えまだ準オープンだろうに、わざわざ出てくるからには相当陣営も期するところがあるのだろう。実際レースでも中団待機から外に持ち出してよく伸び、あわや突き抜け…

三冠ならず:菊花賞

アドマイヤメインの逃げが若干速過ぎて、それがかえってレースを面白くした。メイショウサムソンは途中わずかに折り合いを欠いた場面もあったように見えたが、それにしてもアドマイヤメインを捉えられなかったのは不甲斐なく、おそらくそれだけが敗因ではあ…

ディープインパクトの

経緯がはっきりしないのでなんとも言えないけど、どんな経緯であるにしろ残念には違いない。このまま行くと失格にはなってしまいそうで、ディープインパクト自身に責のないところでこの馬の刻んだ一歩が消されてしまう、というのがなにより悲しい。

遠距離レス:追えるとか追えないとか

そう言われてみると、自分でもあまり意識しないで使っている言葉ではあります。自分なりの感覚を言葉にしてみると、「馬に余力が少なくなったときに、より強く馬を走らせることができる」てのが「追える」かな。武兄は「馬に余力をできるだけ残させる」+「…

秋華賞

カワカミプリンセスとアサヒライジングの強さを堪能。個人的にはどちらも割と好きな馬なので素直に嬉しく。でもアサヒライジングに勝たせてやりたかった気もするなー。相手が悪かったと言う他ないレースであったろうと思う。 それにしても本田の頼れる騎手に…

8馬身差はいくら障害でも小さくない/東京オータムジャンプ(JG3)

障害もまじめに観なくなって久しいですがなんか忙しくなるとうっかり観ちゃったりしてこれもにんげんのサガか(C)スクウェア・エニックス。 それにしてもコウエイトライの強さはなんか観てて楽しいな。強気なレースでそのまま押し切るのはかっこいいね。ここ…

京都大賞典/毎日王冠

京都大賞典は第二のゴールでタイムを測ったに違いありませんよ。 ……はさておき、天皇賞に向けては流石に参考にならなさ過ぎるレースになってしまったか。今日日は天皇賞すらスローになることもあるとはいえ、こんなには流石にならんだろうし、毎日王冠は逆に…

本栖湖特別(1000万下・T20)

ドラゴンキャプテンが離して逃げる2頭を3番手で見る形からじわじわ差を詰めてぎりぎり差し切る。前走が2年半ぶりぐらいの芝で 500 万下を勝っていたのだが、これで2連勝となった。3歳時に芝で結構走っていながらこのところずっとダートを使われていて、…

どうしたんだ、ダイヤモンドターン/東京盃(G2):結果

職場のレクリエイションで大井競馬場へ。ダイヤモンドターンは2年ぶりだったが、どうも飯がまずくなっていたような気がしてならない。ビュッフェだし以前からそんなすっげえ旨いってわけじゃなかったけど、それでも普通に喰いまくるぐらいの水準にはあった…

教えて!ミスターヤマノ

殿下のブックマークから。 手入れは公開しながら進めることも可能なので、新種牡馬の原稿が出来たところでとりあえずの実用化という運びになるだろう。インターネットと携帯の両方で閲覧が可能で、月にいくらかの会費を納めてもらえば使い放題という仕組みに…

かくも圧倒的なパフォーマンス:スプリンターズステークス(GI)

テイクオーヴァーターゲットが楽に先行して押し切る。32.8 秒だから決して遅いペースではないが、抑えるような手応えで回ってくるのだからたまらない。しかも雁行するような形だったがあっさりみんな振り切った。2馬身半はこの距離では大差と言うほかない。…