黄昏通信社跡地処分推進室

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王を継ぐ者(あるいはハンバーガー概論第二)

これ[diary]かとも思ったけど、考えてみるとこれこそ[text]たるべし。
最近みなさんウェンディーズにいらっしゃいましたか?(想定回答:「いいえ」)
ウェンディーズでは「クラシック」という、1枚約1/4ポンドある四角い肉を挟んだ大変アメリカンなハンバーガーのシリーズを展開している。1/4ポンドならマクドナルドでもやってた範囲だが、これの凄いところは「トリプル」まであるところ。3/4ポンド……即ち340gの肉がたった2枚のパンに挟まれている暴力的な様は、まさにハンバーガーの原点に違いあるまい(適当)。
参照→ウェンディーズのウェブページ
以前ここら辺については第4版*1ハンバーガー概論第一という文を書いたのだが、そこで書いた「バーガーキングの後継者」という位置付けにおけるウェンディーズに、「量」という武器が加わったのは貴重だ。早速「ダブル」を喰ってみたが、実になんというか肉を喰ってる感じがしてよかった。ウェンディーズにはこいつをレギュラーメニューに加える英断を期待したいところだ。
ただ、その時に感じたのがポテトの弱さ。調理者によっても差は出るところだが、なんかぱさぱさでちょっといまいちだった。マクドナルドのポテトがベストだとはおれは必ずしも思わないが、一方で平均的に質が高くて旨いのもまた事実だ。それの劣化コピーからはせめて抜け出して欲しいところ。ハンバーガーと同じくらいポテトも重要なのだと言う認識は必要だろう。モスバーガー系の太いポテトや、今は亡きバーガーワールドの皮付きポテトのように、工夫の余地はある分野なのだから。もっとも、ポテトにスパイスをかけて振り回すのを始めたのはファーストキッチンだったという事実があまり知られていないことに象徴されるように、折角のアイデアマクドナルドにぱくられたら意味なし、という面はあるだろうけど。
ともあれ、今度腹が減ってる時には是非「トリプル」に挑戦してみたいと思っている。