黄昏通信社跡地処分推進室

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白金台

↑これ住所の読み方としては「しろかね」なんだけど、町の名前としてはどっちが正しいのかな。「しろがね」の方が定着してるように思うし、それは「シロガネーゼ」とか言われる以前からそうだったと思うんだよね。もっとも、言葉としては「しろがね」って名詞があるので、それに引っ張られてたところもあるだろうからな。
そんなわけで渋谷から歩く。超暑ちい。5月でこれだったら8月とかどうなっちまうんでしょう。恵比寿まで出て、そこで飯を喰う。「よく毛の長い猫が居るところ」の側にあるカレー屋に飛び込んだのだが、ここが値段そこそこで分量も結構あって旨かった。恵比寿駅から線路の東側をずっと南下すると、道を一本挟んでその向こう側がガーデンプレイスになってるわけだけど、その「挟んで」る道で右折して、そのまま線路を越えると、右側に小さな飲食店がいくつかある。そん中のひとつ。そのちょっと先の小さな駐車スペースのとこに、毛足の長い猫が時々居るんだけど、そいつがとてもかわいいです。こんな暑い日には居る筈もなかったが。
そこから、割と最短距離で高速(2号/目黒線)を目指したんだけど、これは失敗。高速脇の変な歩道をえんえん目黒通りまで歩かされた。つまり先に目黒寄りに向かっても同じってこと。あんまり暑いのでアイス喰ったりしてから自然教育園へ……の心算が間違えて庭園美術館に入ってみたりとか。ここはここでいいけどな。なんか庭でハイソっぽいパーティーやっててちょっと面白かったし。
んで自然教育園。ここは自然のままが基本方針なので、森林はかなり遷移が進んでいて陰樹が幅を利かせている。つまり、わりと暗くてじめじめしている。同じ緑が多いのでも小石川植物園とはだいぶ印象が違う。あと、起伏が大きいし地面は舗装されてないので歩きやすい靴は必須。これはこれでいいとこだけどちょっと客は選ぶかなあ。建物の中では「カワセミの子育て」という展示をしていたんだけど、これは面白かった。なんと2000年までここでカワセミが子育てをしてたそうで、それの記録なんだけど、「1日6交替だが時々雌がさぼって4交替になってる日がある」とか、「教育園内には金魚は1匹も居ない以上明らかにどこかから金魚泥棒してきている」とか、観察内容がいきいきしてるんだよね。
まあ、いろいろ得した気分になれるとこです。
流石にくたびれたので帰りは電車に乗る。いやー電車って速いねー。と妙な感慨にひたる。実際しょっちゅう歩いてるとそれは自覚せざるを得ない。