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『神河物語』プレリリース・トーナメント東京

ということでプレリに。今回は弟のドタキャンによりT(id:tanakadaishi でおなじみ)とふたりで参戦という珍しいパターンになった。9時に表参道に集合、浅草のマクドナルドで朝飯を喰って、10時に会場入り。もう既に人が山ほど居て、受付を済ませると番号は350とかでトーナメント記号は「J」。予想以上の盛況だ。
もらったパックはレア5枚中4枚が緑という偏ったもの。全体の枚数も多く、まずは緑に決定。しかしクリーチャーがいまいち。コモンの筈の2マナ2/2や4マナ4/3や6マナ5/5が一体も居ない。しょんぼり。そしてマナ加速/土地サーチのスペルも一枚もない。折角緑使うのにこれなのか……。
残りの色もこれと言って決め手がなく、除去も多くて2枚まで。無理に2色で組んで強くなるとは思えなかったので、白と黒から飛行クリーチャーを計5体採用し、それぞれの色の除去を全部投入。なんとかデッキとしての体裁は整えたが、はっきり言って強いとは思えなかった。
ラウンド1 緑黒白
色がまるかぶりでちょっと面白かった。1ゲーム目は立ち上がりで遅れるが、なんとか《百爪の神》と《兜蛾》で押しとどめてコントロールする。そのうちに《霊魂の奪取》を引いて形勢逆転。こちらの飛行が通り始め、最後は《天羅至の叫び》で決める。やたら長引いてしまったが、プラン通りの勝ち方。
2ゲーム目、これまた立ち遅れる。リソース不足の中頑張るが、どうしても5枚目の土地を引いてくれない。5マナにさえ届けば戦線を維持できるのに。手札に重いスペルが溜まり、相手の飛行が止まらず殴られ続ける。死ぬ2ターン前に5枚目の土地を引いたが、流石に遅過ぎた。
1−1で0勝0敗1分け。Tは勝って1勝0敗。
ラウンド2 緑五色
なんと5色デッキ。1ゲーム目はがっちり地上をコントロール、空中からこちこち攻撃を通す。相手は土地ばかり引いていていまいちゲームにならず。慎重に取る。
2ゲーム目はこちらがやられる番。飛行クリーチャーを全然引けず。除去も打てずに殴り殺される。
3ゲーム目、あと5分しかない。お互いノーガードのダメージレース。だがこっちの方が全然引きが強い。土地が森森平地沼で止まった5ターン目、なんと《森》をトップデッキして 2GGG の《北の樹の木霊》を召喚する。だが既に時間が切れていた。何もなければ殴り倒せる追加4ターン目、相手は《蝋燭の輝き》をプレイした。
1−1−1で0勝0敗2分け。Tは負けて1勝1敗。
ラウンド3 黒青白
1ゲーム目、相手は事故気味。こっちはぶんぶん回る。相手が使っていた《師範の占い独楽》が印象的な働きをしていた。相当強いカードなんじゃないだろうか。簡単に殴り勝つ。
2ゲーム目、気持ち悪いほどよく回る。飛行クリーチャー5体中4体を序盤だけで場に出せてしまった。ダメージレースになりかかったところで《北の樹の木霊》を追加した上に《食い込む疫病》をプレイ。もう手がつけられない圧勝。
途中隣で連携のルールについて困ってるようだったので思わず教えてしまったのだが(ほんとはジャッジ呼ばなきゃ駄目ですね)、その所為か対戦相手の人に強い人だと思われてしまったらしく、終わって時間が余ったのでデッキを交換してカードを見ていた時に、サイドボードを差し出されて「よかったら入れた方がいいカードとか教えて下さい」と言われた。ううううむ。何故か《忌まわしい笑い》がサイドだったので「これは入れた方がいいかも」と言っておいた。流石にこれは間違ってないと思うけど……。
2−0で1勝0敗2分け。Tは負けて1勝2敗。
ラウンド4 赤白
さああと2連勝すればなんかもらえるぞ*1。1ゲーム目、相手が全然クリーチャーを引かず、こちらが一方的に攻め立てる。さらに《北の樹の木霊》を追加。相手には《降る星、流星》が降臨したが、それにもすかさず《手の檻》をエンチャント。結局相手は自分の《半弓》で《流星》を撃ち落として《木霊》を殺すという苦しい展開に。場が綺麗になったところでおれは《生相の否命》をトップデッキする。相手投了。
2ゲーム目、事故る。侍軍団に猛烈に攻められ、ライフ5まで減ってからなんとか押しとどめるも、相手に《半弓》があったために、3ターンほどでカウンターを5個乗せられ死亡。
3ゲーム目、なんとかゲームをしたかったが、また事故る。要するにデッキのマナ・バランスが悪いのだ。相手はさぞかし気持ちいいだろうなあと思うほどぶんぶん回る。《浪人の犬師》はとても強い。3マナ2/2速攻ブシドー1ってのは《スークアタの槍騎兵》を思わせる強さ。そんな昔のカード知らないけどね。これに《義理に縛られし者、長雄》が加わって、もうどうにもできない。最後は火力で止めを刺された。
1−2で1勝1敗2分け。Tは負けて1勝3敗となり、ふたり揃ってドロップした。
新環境はいつもそうだけど、まずは面白かった、というのが最初の感想。ただ、新メカニズム自体はかなり地味で、構築環境にも影響を及ぼしてきそうにはない。スピリットは実際やってみると凄くたくさん居て、転生を中心としたシナジイはリミテッドでは鍵になってくるだろう。白のスピリットタッパーや、黒の《霊魂の奪取》などは想像以上に強かった。連携は一度もできなかったし、相手にも使われなかった。ちょっとまだわからないが、意識してデッキを組まない限りそうそう使えなさそうだ。
こんなこと書いててももうリミテッドあんまりやらないだろうけど、機会があればちょっとずつでもやって行きたい。

*1:なんかもらえる:過去のプレリの経験からこう思い込んでいるだけ。会場では正式なアナウンスは聞かなかったため、ほんとにもらえたかどうかはわからない。