黄昏通信社跡地処分推進室

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三日坊主新馬チェック(18)

実家のビデオデッキ(前修理した奴→2002年10月の日記参照。5日10日15日に関連記事)で録画したテープを、実家にあるもう一台のビデオで再生すると殆ど色が出なくなっていて、実はここ何週間かの新馬戦はほぼ全部白黒で観ていた。いよいよデッキ買い換えないとなあ、と思っていたのだが新居のビデオだとちゃんと色が出る。相性みたいなものがあるのだろう。もちろんもう一台のビデオがおかしいわけじゃないことは他のテープで確認済み。ともあれ、いいねえ、カラーテレビ。帽子の色もはっきりわかるし。

京都10-16-3R(T14):ラインクラフト(父エンドスウィープ
好位の内からびゅんと抜け出す。時計も上がりも速く、瞬発力が高い。母はマストビーラヴド、ホーネットピアスやアドマイヤマックスの全きょうだいにあたる。祖母のダイナシュートはマイフェイバリットの半姉らしい。知らなかった。ファンシミン系だったのね。出世しそうだけどなんせファンシミン系なのでGIまでは届かないか。エンドスウィープの意地が勝れるか。
京都10-16-5R(T12):ライトニングボール(父メジロライアン
3マナ6/1トランプル
ってそれはボールライトニングやがな、と MTG 部と競馬部を掛け持ちしてるおれとしてはやっぱり言わざるを得ないところ。外から二番手につけて押し切った。余裕を残して楽勝、ちぎったんだけど時計が遅い。普通相手が弱い、ってことだろうけど、一戦で見限るのは早過ぎる。母はフサイチエアデールの全妹なので、ライラプスとはいとこ同士になる。「いとこ同士って、結婚できるんだよね――」「えっ…?」「でも実質2×2になっちゃうのかー」「な、なまぐさい……」
京都10-17-3R(T16):オースミグラスワン(父グラスワンダー
オースミハルカの半弟。内から早目に抜け出して、後続の追撃をしのぎきる。時計も中々いいし根性がある。距離自体は伸びても大丈夫だろうが、瞬発力はまだ未知数ではある。それでも出世しそう。
東京10-16-4R(T14):シナーラ(父サクラバクシンオー
三番手の内でじっと折り合う。平均ペースだったが抜群の手応えで直線に向くと、木幡が我慢に我慢して200のちょっと手前から追い出す。我慢し過ぎ。おかげで最後かえって詰め寄られちゃったがまあ楽勝。しかし母の父がシャルード。牝系も近親にペガサスが居る程度。微妙過ぎる。かえって楽しみなほどだ。
東京10-17-3R(D13):エイシンカントー(父エイシンワシントン
外から稍強引に先行。直線前半で突き放し、その貯金を食いつぶしながらなんとか逃げ切る。時計はいかにも遅い。短距離のダート向き。もう1勝できるか。
東京10-17-4R(T16):アイオブザキング(父スペシャルウィーク
中団から外を回って差し切り。上がりが速いし、まだおつりはありそう。曾祖母がビクトリアクラウンで、そこからミスターシービーノーザンテーストと配合されてこの仔。期待されてるんだろうなあ。
東京10-17-9R(T14/filly) サフラン賞(500万下):リヴァプール(父ダンスインザダーク
後方を進み、直線内へ内へ刺さりながら最後は最内から差し切る。長く脚を使っているし上がりも速く時計も悪くない。なかなか面白い。母の父トウショウボーイで、この配合は今年ビッグサウンド新馬勝ち。お互いの弱点を消せそうで面白い配合と思う。実際どうなのかわからんが。