黄昏通信社跡地処分推進室

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三日坊主新馬チェック(19)

とりあえず全部つけました(木曜日)。今週は未勝利でパンデミック(父 War Chant)やスギノウルフ(父ネーハイシーザー)が勝ち上がってて中々嬉しかった。

東京10-23-9R(T16) いちょうステークスニシノドコマデモ(父キングヘイロー
序盤は後方から。手ごたえはまあまあ程度で、直線追い出されてからもすっと反応するわけではなかったが、伸び始めてからはかなりいい脚を長く使っていた。3ハロンでの瞬発力ではかなりいい数字だけど、反面1ハロンではどうだろうかってとこ。実際レースの上がりは 11.4-11.0-12.0 だったりする。不器用なところはありそうだ。母はセイウンスカイの半妹で父サッカーボーイ。魅力的ではあるんだけど。
京都10-23-5R(T14):ブライトトゥモロー(父フレンチデピュティ
中団の内でぽつんと。四角で仕掛けて大外へ。そのまま頑張って伸びて差し切るが、ややペースに恵まれた面はあるかも。しっかり脚を使ってたとは思う。母はポピーデイ。知らぬ。調べてみたがかなり異系が濃くてよくわからない。
京都10-24-3R(D12):ネオナート(父 Siphon)
好位の後ろで内目を回る。直線外に出すと力強く伸びる。時計も悪くないし追って味がある。父 Siphon は Cigar が連勝止まったパシフィッククラシックで前を引いてた馬、ぐらいの認識だったけど、強い馬だったんだねえ。ごめん。母はアルゼンチン産で、父が Caro の仔、母父が Kenmare なのでそれぞれフォルティノゼダーンで、また3代母の仔にクリスタルパレスが居るなど、日本とは比較的相性が好い血をたくさん持っている。えーと、こんなもんで勘弁して下さい。ダートの中距離に向きそう。
京都10-24-4R(T20):アフリカンビート(父サンデーサイレンス
好位の外でのんびり。どスローで、二番手から早めに抜けた2着馬を追って追ってきっちり捉えた。流石サンデーサイレンス。母の父はラストタイクーンで、この配合は好み。母はツクバシンフォニーのいとこらしい。先々楽しみ。
京都10-24-8R(T14):かえで賞(500万下)エーティーホーオー(父クロコルージュ
新馬勝ち以来の登場((5)参照)。その時は「時計が平凡で強調しづらい。」と書いたようだ。実際これが5戦目。好位の内を回って直線はなかなかいい脚ではあったが、強調するほどでもない。幸によると坂がない方がよさそうとのこと。
東京10-23-4R(T14):ダイワアプセット(父エルコンドルパサー
ダッシュがよくなくて後方からだったが、四角で外外を回って悠然と追い上げると、直線は手応えほどではないながらも抜け出す。母ダイワリプルスは早熟なスピード馬で、NashuaBold Ruler のクロスを持つ。父のエルコンドルパサーは言わずと知れた近交番長で、自身もミスプロ3×3になる。うーん。奥行きはあんまりなさそうに思うが。
東京10-24-3R(T16/filly):ビリーヴザミラクル(父フジキセキ
どスローを後方のインから。直線残り200を過ぎてから馬群を割ってぐいぐい伸びる。同じ位置から伸びた2着馬とは頭差だった。ずば抜けて素晴らしい内容ではないが悪くない。母はアズウィロー。その父の父が Northern Dancer ってこと以外殆ど全くわからない。この馬はほぼマイラーだろうが……。
東京10-24-5R(T18):サトノケンシロウ(父 Singspiel
これもどスローをインでじっとして待つ。こちらは直線半ばでふいっと抜け出してあっさり勝った。強い内容。母方に Irish RiverHabitat と入るので重過ぎることもなさそうだし、かなり面白い。期待できそう。
福島10-24-2R(T12):コスモラヴソング(父マイネルラヴ
先行2頭が飛ばすのに全くついて行けなかったが、四角手前から追い上げると、ばてた前の2頭を交わして先頭に。かなり早く先頭に立たされてしまったがそのまま押し切った。開幕週を考えると時計はもうちょっと。依然としてマイネルラヴ新馬勝ちは全然なく、これが2勝目だから、その意味では期待できるんだが。母ハウトゥーウインはデータ不足。近親にグランカスケードらしいけど微妙すぎ。シンボリルドルフMachiavellian と入ってるのは好い。