ちょっとのんびりし過ぎたので、他の有力馬を個々に取り上げている時間がなくなってしまった。駆け足でざっと見ていくに止めておこう。
ショウナンパントル
着順はここまで1→2→5着と尻すぼみだけど、ここ2戦は牡馬相手の重賞で、時計的にもいくらも負けていない。派手さはないがそれなりに力は示している内容で、今回はペースが緩くなるかも知れないのも好材料。血統もわりと本格派っぽい良血((6)参照)。ファンタジーステークス組に隠れて人気を落とすなら積極的に買いたい。この馬が新潟で2着に入った頃どこか(失念)の2歳戦系のブログで「まあそのうち後からデビューしたサンデー産駒に抜かれるでしょう」みたいなことを書いているのを見かけたことがあって、それは今でもちょっと気になっている。たぶんあらゆる2歳戦ブログはおれよりわかってる人が書いているから。
参照→新潟2歳ステークス結果
→デイリー杯2歳ステークス結果
アンブロワーズ
ご存知函館2歳ステークスの覇者((8)参照)。それ以来のぶっつけなのはプラスではないが、こなす馬はこなす。最も早い重賞で能力を示したことには意味がある。ましてや牡馬も混じっていた。血統もフレンチデピュティ×サンデーサイレンス× Sadler's Wells と本格字面。ちょうどホワイトが WSJS で来日して騎乗できるというめぐり合わせも面白い。
テイエムチュラサン
有力馬なの? と問われると正直答えは「いいえ」一択。だけどこの馬は逃げ馬で、しかも一度逃げられずに惨敗した経験がある、というのがポイント。つまり多少のことは構わず逃げるだろう、と推定できる。月曜日に書いた通りこのレースは逃げ馬に有利なレース。九州産馬限定戦でしか勝ってないという目くらましを味方に逃げ粘る、なんてシーンもあるかな、とは週の頭にはちらっと思ってました。