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三日坊主新馬チェック(31)

この日記の中で、明らかに一番労力がかかっていて、明らかに一番誰にも読まれていない記事。実際他人の3歳戦評価とかってそんなに真面目に読む気にはなれないんだよな。自分で見て気になった馬だと「他の人はどう思ってるのかな」って気にしたりするけど。とりあえず文章量が多過ぎるかなというのは思う。たとえば今はレースぶりをわりとちゃんと書いてるけど要らない部分かも知れん。とはいえ、レースぶりと時計比較と血統とぐらいはないと自分でも判断つかんし、根拠のない印を見ても全く面白くないように、削ぎ落とし過ぎてもいよいよ誰の役にも立たなくなってしまうだろう。難しいところだ。究極的には自分で見返して役に立てばよし、だが、公開する以上はなんかないと、だ。

オープン

中山01-16-11R(T20) 京成杯(G3):アドマイヤジャパン(牡・父サンデーサイレンス/母ビワハイジ
重馬場とは言え流石にやや遅いと言える流れを中団から差し切る。まずは完勝と言っていい内容だった。たんぱ杯では3着止まりだったが、ここでは力が上。次走はどこかのトライアルになるだろうが、上位争いには絡んでくるだろう。
京都01-16-10R(T14) 紅梅ステークスエリモファイナル(牝・父オペラハウス/母エリモセントラル
良馬場まで回復していたが61秒6のスローペース。しまいから2ハロン目は10秒9になり、逆に先行馬には辛いレースだったか。この馬は大外を回って差し切る。時計は平凡だが内容は悪くない。ただ、正直相手は大したことなかったかな、と。オペラハウス×エリモセントラルというのはなかなか底力のありそうな配合で、でかいレースでも面白そうではあるんだけど。1番人気のジェダイトが5着だったのには悪いけど笑った。だんだんモビーディックの影がちらつき始めてきた、んじゃないの?(と言われても)

500万下

中山01-15-9R(D12) 朱竹賞:メジロハンター(牡・父サクラバクシンオー/母メジロリズム)
外枠を引き、好スタートから先行して押し切る。かなり速いペースだったがこのクラスだと止まらなければ差して来れる馬が居ない感じ。圧勝。時計も悪くない。サクラバクシンオー×ヘクタープロテクターなのでダートの 1200m から 1600m ぐらいまでか。半姉にメジロベネット(父フサイチコンコルド、現役2勝)、近い近親にはメジロアムール、メジロシャープなど。上でもやれるかも。
中山01-16-6R(D18):ブレイブハート(牡・父サンデーサイレンス/母カーリング
ダートは水も浮く不良馬場でひどい状態。スタートはあまりよくなかったが追い上げて4番手につけて楽に追走、四角手前では2着馬に外から一旦前に出られるが、内から伸びてあっさり差し返すとそのまま差を広げてゴールイン。時計はペースと馬場を考えれば優秀かも。とはいえ今日は勝てたことが最大の収穫。今後は芝へ向かうようだが、半兄ローエングリンも全兄レゴラスも芝で活躍しているので血統的には全く問題ない。
京都01-15-9R(T16) 白梅賞:ディアデラノビア(牝・父サンデーサイレンス/母ポトリザリス)
(26) 以来の2戦2勝。スローを後方から追走して、大外に出して一枚違う末脚で快勝。強い。全くの楽勝だったし、上で通じる見込みは充分ある。楽しみだ。血統はちょっとほんとにお手上げ。母がダービー/オークス馬である、ってことは距離や底力は問題ないだろうし、この末脚があればかなりいいところまで行けそうに思う。
京都01-16-6R(D18):ミステリーゲスト(牡・父メジロライアン/母ロージーミスト)
武兄がハナを切る。3番手以降が大きく離れたがそこまで速いペースだったわけではなく、直線もうひと伸びしてまんまと逃げ切り。時計は悪くない。母ロージーミストはダートの1200で1勝して早々と引退しているが、この馬はメジロライアン×サンデーサイレンスなんで(母母父は Secretariat なんだけど)、上に行ったらやっぱり芝で走って欲しいなあ。時計の速いダートが向きそう。今後ちょっと注目。

新馬

中山01-15-6R(D12):コンヴィクション(牡・父サクラバクシンオー/母コンフィデンス)
内から先頭に立つと、ハナに立って速いペースで離して逃げる。誰もついて来れず、三角の6馬身のリードをそのまま保ってゴール。全くの楽勝だったが、時計はごく平凡で、次はちょっと注意。母はコンクラーベの半妹にあたるので、コンフリクトとこの馬はいとこ同士。ダートで楽勝だが芝でもあるいは。鞍上の横山典は「芝でもやれる」と評価している。次はできれば様子見で。
中山01-16-4R(D18):ディーエスブレイズ(牡・父ホワイトマズル/母ホクトグリーム)
水が浮くぐちゃぐちゃの不良馬場。じわっと三番手の外につけて、先行馬がばてると先頭へ。セリーナトロフィーに外からびっしり来られて辛かったが、最後は突き放した。1800m で2分かかっちゃってるがこの馬場では仕方ないところか。とはいえ強調はできない。ホワイトマズル× Time for a Change だからかなり粘っこそうだ。芝でも長い距離や時計の掛かる中距離以上なら面白いと思う。
中山01-16-5R(T20):アスカロン(牡・父ブライアンズタイム/母パムシ)
どスローの2番手の外目につけていく。他馬の騎手が気合いをつける中比較的余裕で追走し、直線も楽に抜け出す。まあ、楽勝。ただこれほどの不良馬場では時計や上がりもあてにならないし、「重馬場が巧い」ということぐらいしかわからない。母の半妹にラインオヴサンダー、ということでサンダーガルチバトルライン、サンダーペガサスとは従兄弟になる。ダートの方が向く可能性も少なからずある。
京都01-15-4R(T18):アドマイヤタカ(牡・父スペシャルウィーク/母オーピーキャット)
どスローを5番手で追走。直線外に出して追い出すと、逃げて粘り込むコーリンヴァリウスをゴール前一杯に捉える。展開を考えれば強いし、今の京都の馬場なら上がり34秒3は充分速いと言えよう。ブラックタキシード、ブラックジーンズの半弟にあたり、どうもその兄弟が期待ほど走らなかった印象があるもんで心配ではあるんだが、まあもうひとつぐらいは行けるだろう。
京都01-16-3R(D14):セレスエンブレム(牡・父 Belong to Me/母 Decorated Empress)
内から先行。最初頭を上げて大変だったがなんとか折り合う。前後半がほとんどぴったり同じペースで、直線では結局外に出して差し切る。時計は及第点ってとこか。米系スピード血統の寄せ集めみたいな血統で、早いうちにどこまで行けるかだと思う。個人的にはあんまり期待しませんけど。
京都01-16-5R(T14/filly):ナリタシークレット(牝・父フジキセキ/母フラワースカイ)
何気なく牝馬限定を filly って書いてるけど3歳でも filly でいいんだっけ? ともあれ、評判馬プリンセスルシータ(メイショウドトウの半妹で父サンデーサイレンス)がスローで引っ張る流れを中団から追走、直線は馬の間を抜けてきて一杯一杯に差し切る。しかし時計も上がりも平凡で正直凡戦の予感。母のフラワースカイがパリブレスト(28)参照)の半姉にあたる。マイルまでだろう。根性はありそう、だけど。