黄昏通信社跡地処分推進室

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三日坊主3歳戦チェック 2004-2005 (41)

凄く無難なタイトルにしてみた。
つーか、思いつかん。

オープン

阪神03-26-11R(T20) 毎日杯(G3):ローゼンクロイツ(牡・父サンデーサイレンス/母ロゼカラー)
(24) たんぱ杯に続く登場。今回は相手も弱かったが速い上がりを繰り出して快勝だった。皐月賞に要求される能力かどうかは微妙なところで、かなり評価は難しい。少なくともディープインパクトアドマイヤフジよりは下ではあろう。ここを使った理由も今ひとつわからない。

500万下

中山03-26-5R(D12):コウジンアルス(牡・父マジックマイルズ/母リーディングクイン)
それほど速くないペースの2番手から、直線逃げ馬を交わしただけ。時計も平凡で、差し馬が来なかったのが不思議なほど。馬場状態にもやや恵まれたか。13戦目にして2勝目で、強調すべき材料が無い。マジックマイルズ×ミルジョージ×ノーザンテーストだからダートの短距離からマイル向き。近親には活躍馬が居らず、全兄のコスモリーディングは1勝どまり。上で通用するとは思えない。
中山03-26-9R(T18) 山桜賞:チョウサン(牡・父ダンスインザダーク/母ステイヤング)
どスローですっと二番手。逃げたメガトンカフェが超早目にペースアップ、殆ど5ハロンの流れになるが、延々とついていって押し切る。時計は平凡だが、かなりスタミナがあることを示したレース。ダンスインザダーク×サッカーボーイ×スリルショーというなかなかいかす配合で、明らかに芝向き、それも中長距離がいいだろう。近親に活躍馬は居ないが、上でもすぐとは行かないまでも通用しそう。中々楽しみ。
中山03-27-6R(T12):スパイン(牡・父スキャン/母ファーサイト)
スタートはよかった方だが、内に行く馬が居たのに強引に押しまくってハナに立つ。そこからも差を広げるようなペース配分で、直線でもリード。坂を上がってから詰め寄られたが一杯一杯に押し切った。中舘らしい巧い逃げだった。時計も中々速い。スキャン× Majestic Light × Damascus で、まあ芝に向くこともあるだろうけど、みたいな配合ではあると思う。Raise a Native が3×4になるのと、他に四代母が Aces Swinging なのでそれを入れると3×4・4なんだけど、先日風呂に入りながら考えた結果全きょうだいクロスをその馬のクロスと同様に数えるのは妥当ではない、ということになったので入れない方向。単に父と母の両方のクロスがある、と考えるべきである筈(まあ、単純に書くのがめんどくさいからそうしているのであれば全然問題ないんだけど)。話が逸れた。中々いいスピードはあるが一本調子なのでここまでか。ダートでもやれるので、将来はどちらも使っていくといいと思う。
中山03-27-7R(D18):シャコーミリオン(牡・父メジロライアン/母ヤシマローマン)
案外下級条件のダートに強いメジロライアン(とほほ)。平均ペースを好位の内でじっと我慢して、直線逃げ馬が下がって内が空いたところをずどんと抜け出して快勝。ものすごくべたーっとしたラップで、早仕掛けする馬が多かったのもわかるんだけどみんな止まっていた。ちょっと面白い。メジロライアン×ブレイヴェストローマン×サンプリンスで、希望的観測では芝に向いてもおかしくはないがここまでは最高5着。将来切れるようになるのだろうか。ダートではここら辺までのように思うので、芝に挑戦してもらいたいのだが……。母の半兄にトーワビゼン(中央5勝)。上ではつらそう。
阪神03-26-7R(D14):サクセスマイターン(牡・父 Chester House/母 Jump With Joy)
新馬(32) 以来の2勝目。好位の内を回って、なんとなく心もとない追走だったが先行馬についていき、直線も余力がなさそうながら渋太く伸びた。結構粘っこいレース。芝よりはダートの方がいいようだ。時計も中々速い。血統について新しく判ったことは Native Dancer が4×4ってことと、ワシントンカラー(父ブラックタイアフェアー)の半弟だってこと。後者はなんで調べ損なったのか謎だ。全く感覚的だけど、案外オープンでもやるかも知れん。
阪神03-27-6R(D18):アウトオブサイト(牡・父サンデーサイレンス/母シスターソノ)
ちょっと仕掛けてハナに立つと、少し速いぐらいのペースで単騎逃げ。絡まれずに行けたのは大きかったようで、そのままあっさり逃げ切った。稍重の馬場も味方したか。時計はまあまあ速い程度。母がシスターソノであるから当然レギュラーメンバー(父コマンダーインチーフ)の半弟になる。ロジータ系。とにかくダートに強い血統だが、夭折したオースミサンデー(父サンデーサイレンス)など芝に向く馬も居ないわけではない。上ではしばらく苦戦しそう。
阪神03-27-9R(T14/filly) 君子蘭賞:ブリトン(牝・父サクラローレル/母スイートバンブー)
好位の外につけて、直線も外へ。一瞬の脚はなくじりじりとだが末脚を伸ばし続けて、最後は先行馬を捉え後続も抑え切る。時計はまあまあ、抑えた後続がハギノコマチだったのは評価できようか。サクラローレル×スキャン× Green Forest というわけのわからない配合だが、とりあえずあまり瞬発力はなさそうというのと、もう少し長い距離でも大丈夫そうというのは思う。近親はいとこにバンブードミンゲスとバンブーミラン。地味。上ではきつそうだけど応援したい。
中京03-27-9R(D17) 沈丁花賞:アドマイヤムサシ(牡・父サンデーサイレンス/母ビワプリムラ
中団の外目。徐々に進出して向こう正面では5番手につけるが、そこからの勝負処でおっつけっぱなし。かなりしんどいレースだが諦めず、他の先行馬がつぎつぎばてる中を最内から進出、最後に逃げ馬がちょっとばてたところを交わす。時計はまあまあ速い。サンデーサイレンス× Woodman × Northern Dancer ということで芝の中距離向きか。近親に活躍馬はおらず、いっこ上の全兄メイショウホウオウ(現役2勝)が一番稼いでいると思われる。上では流石につらいか。