黄昏通信社跡地処分推進室

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ポケベル打ちに関する考察

メールをツータッチ(ポケベル打ち)で打っている。これはもうかれこれ数年ポケベル打ちをかたくなに通している弟に触発されたもので、理に適っている方式ではあると思っているので採用した。
ところが、SH700i のキーマップは最悪としか思えない。具体的には、「大文字モード」と「小文字モード」が設定されていて、それぞれで平仮名とアルファベットを同時に割り当てている。たとえば大文字モードでは「11」は「あ」、「16」は「A」。数字は「96」〜「00」に割り当てられている。小文字モードなら「11」は「ぁ」、「16」は「a」。大文字⇔小文字の切り替えは「80」で行う。
どうして「平仮名モード」と「英数モード」でマッピングしなかったんだろう?
日常文章を打つ時に、平仮名⇔英数の切り替えと大文字⇔小文字の切り替えのどちらが多いかは明らかで、しかもアルファベットが入っているおかげで大文字のキーマップは一杯一杯になり、句読点すら打てない有様。「ちょっと」って打つだけで「428085438045」って。
現時点では、これを考えた奴は少なくともツータッチで文章を書いたことは一度も無いし、こういうものをデザインするために要求される想像力も全く欠如していたと考えざるを得ない。こんなキーマップであればツータッチのメリットはあまり享受できないので、我慢できなくなれば乗り換えるだろう。ひょっとすると、この直観的な使いづらさをはるかに凌駕するような、このマップでなければならない明白な理由があるのかも知れないけど、それも考えづらいように思える。
こんなんだったら、そりゃみんな使わないよなあ。