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パシフィック・リーグプレイオフ第1ステージ 千葉ロッテマリーンズ対西武ライオンズ第2戦 於千葉マリンスタジアム

Iさんがチケットを取ってくれて、Tさんとおれと3人で参戦。10時過ぎに球場に到着、小雨の中並ぶ。途中少し雨が強くなる場面もあったが、昼前に雨は止み、その後は降らなかった。

L000000010=1
CLM10000200X=3
【勝】小林宏(1-0)【セーブ】小林雅(0-0-2S)
【負】西口(0-1)
今日の勝因はいろいろあるが、第一に挙げたいのはMが来なかったこと小林宏之の好投。初球厳しいところにストライクが決まる確率が非常に高く、ほとんどの打席を有利に運んだ。フォークの切れも抜群だったようで、わかり切っているのに打者が空振りするシーンが多かった。圧巻は4回で、二塁打と二ゴロで1死三塁となってから貝塚、和田を連続三振。絶対に先に点をやらないという気迫が確実にプラスになっていた。7.2/3 回を4安打1失点奪三振9与四死球0、というのは完璧に近い内容だろう。
打線も初回に電光石火の攻撃で先取点をあげると、途中ポップ祭りなんかもやらかしたものの6回に追加点。1死一塁からフランコのカウント 2-2 でヒットエンドラン、かなりリスキーだったけど結果はセカンドゴロ、なんとかサブローが二塁に生きる(フランコは超余裕で死亡)。その後ベニー、李承〓*1、今江の3連打で2点をあげた。足を使い単打を集中させる、今期のマリーンズを象徴する攻撃で西口をノックアウトした。
3点あれば今日の宏之には充分過ぎるリードで、8回表に中村に本塁打を浴びて野田にもヒットを打たれた時点で降板になったが、8回の残りは藤田、9回は小林雅が完璧に(!)抑えてそのままゲームセット。昨日・今日共に少ないチャンスを活かし、失点は最少にとどめた試合だった。完勝と言っていいだろう。
守備も昨日に続いて堅いのみならずなんというかのっていて(特に今江)、安心して見ていられたし、相手としては意気を殺がれる場面も多かった筈。まあ、外野に打球が余り飛ばなかったからってのも大きかったとは思うんだけど。
ともあれプレイオフ第1ステージは突破した。こうなると最後ぎりぎりで 4.5 ゲーム差に踏みとどまったのが大きく影響してくる。試合間隔が空いたソフトバンクに対して、最高の試合をふたつ重ねて臨めるのもプラスに働くだろう。福岡には行けないが、まあMも行けないことだし、是非第1ステージのようないい試合をして欲しいと思う。そうすれば王者にも決してひけは取らないことだろう。
最後に初芝様情報。試合前にマリンビジョンにちらっと初芝が映ったのだけど、それだけで場内大沸き。さらにそれに気付いた初様が軽く片手を上げたりしたもんだから大騒ぎに。試合では出番無かったけど……。

*1:李承〓イ・スンヨプ。〓は火へんに華。この回のヒットは技ありだった。