黄昏通信社跡地処分推進室

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ちょっと久しぶりにカラオケへ。いい感じで歌っていると、以前気になっていた映像に出くわした。


バックに流れてる映像で続きが気になる奴があって困った。画面が左右分割になっていて左側に男の子、右側に女の子が映ってて、それぞれ別々に日々を送ってるんだけど時々街角でお互い気付かずにすれ違う、という内容のもの。
一番驚いたのはこれから既に一年以上経っていること。今回判明したことは、(ハイパージョイで)小沢健二の「暗闇から手を伸ばせ」で流れる可能性があるということだけ。カラオケって多分ひとつの曲に対して何種類か映像が対応していて、そのどれかがランダムに流れるんだと思うんだけど、「暗闇から手を伸ばせ」とこの映像は対応しているということだ。(もう少し大雑把に、何種類かの映像がグループになっていて、曲はそのグループと対応付けられているのかも知れないが、そこまできちんと気にしたことがないからわからない。というか、そもそもその対応が全ての台で共通なのかどうかもわからないが……。)
映像自体は今回見ても中々よかった。まあカラオケの映像なんて殆どがどうしようもないだけに、ちょっと面白ければ心には残るわけだが。でも改めて観てみるとやっぱりお金がないからかヘンテコなところもあって、特に男の子が部屋に居るシーンを全部風呂で撮ってるのが面白過ぎる。ギターの練習も風呂でしてるし、クリスマスイブもひとりで真暗な風呂場にうずくまってライターの火をともしたりしてるし、ふたり同時に泣くシーンがあるんだけどその時も風呂場。いくらなんでももうちょいなんとかならんかったのか。
あと、映像に日付が差し挟まれるんだけど、今回おれが目にしたのは 1999-12-24 から 1999-12-28 ぐらいまでで、もう少し見られれば年が明けたりあるいはふたりが出会ったりするのかも知れないと思うとやっぱり先が気になる。おそらくその日付の頃撮られたのだろうが、さて、この先おれはあの映像に出遭うことができるのだろうか。