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三冠馬

ディープインパクト、レース見た時は意外と一杯一杯だったなー、と思ったのだがあとで時計やらラップやら検証してみたら全然強かった。あげく序盤あれだけ掛かってたこと考えるとやはり恐るべし。しかしアドマイヤジャパンの好騎乗も光る。横山典はこの手の仕事をさせたら本当に天才的な域にまで達しつつある。ともすれば淡々と達成されなかった偉業を一瞬でもおっと思わせたのはこの鞍上と鞍下の手柄だろう。今回圧勝だったら「好敵手の居ない名馬は不幸だが、好敵手を必要とする名馬はもっと不幸だ。」*1とかのたまおうと思ってたのだが、どうやら今日に関しては無用だったようだ。もっとも、ここまでがぎりぎりで、この域にも二度と辿り着ける保証はない、ほどのパフォーマンスではあったと思うのだが。

*1:好敵手の……もっと不幸だ:言わずと知れた「英雄のいない時代は……」のアレ。オリジナルがベルトルト・ブレヒトだってのは初めて知った。面白いこと言ってた人なんだな。