黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

G.G.佐藤が止まらない/千葉ロッテマリーンズ対西武ライオンズ2回戦 於千葉マリンスタジアム

L400000021=7
CLM040000100=5
【勝】西口(1-0) 【セーブ】小野寺(1S)
【負】薮田(0-1-1S)
1回、いきなりソニック(久保のこと。中々定着しません)が打ち込まれる。いつもそうなのだけど、久保は点を取られる回に一気に行かれ過ぎる。それも浅いカウントで打たれることが多く、おそらく球が真中に集まってしまうのだと思うが、症状がはっきりしているだけになんとかして欲しいところではある。
西口相手に4点のビハインドはもう辛えな、と思っていたのだが西口もよくない。2回裏、先頭の里崎が左前安打で出ると続くフランコには四球で四球。ベニーがあわやスタンドという二塁打を左中間に放ちまず1点。井上純凡退の後ヴァル・“リブルラブルパスクチ*1が左前に綺麗に運んで2点目。塀内が四球を選び、西岡が中前にはじき返し3点目、さらに堀幸一の中直でパスクチが帰って一気に同点とする。
その後は久保は立ち直り、G.G.佐藤以外はだいたい抑える。西口もあまりよくは見えなかったがそうそう打てるものでもなく、パスクチのトリッキイな振り逃げで作った二死一二塁以外には好機は作れず。
試合が動いたのは7回裏。先頭の西岡が中前安打で出塁、0-2 から二盗を試みるも炭谷の好送球に阻まれ一死走者なしとなる。その直後の4球目をここまで 14 打数 1 安打と絶不調の堀幸一が左翼席へ叩き込んで、この試合初めてのリードを奪う。
これは勝ちパターン……だったんだけど、薮田がよくない。いきなり先頭の和田に二塁打を浴びると、G.G.佐藤は一ゴロに仕留めたが代打石井義人に四球。貝塚を三振に仕留めてなんとか二死に持ち込むが、片岡に右翼線へ逆転の二塁打を打たれてしまう。
その裏ロッテは一死からベニーの打球が左翼手和田のまずい守備で二塁打となり好機を作るが、後が続かず無得点。9回表、代わった内からその和田が本塁打を放って勝負あり。
久保は上に書いた通りで、むしろよくそこから7回まで追加点をやらなかったなとは言える。薮田が負け投手だが、長いシーズンには時にこういうこともあるだろう。内は不用意に投げたボールを打たれてしまった印象でちょっと気がかり。打線は2回の集中打がよかったのでまあまあかな。中盤簡単にぽこぽこ打ち上げてたのはいまいちだったけど。
なんつうか、またしても、寒かったぜい。

*1:ヴァル・“リブルラブルパスクチ:実は昨年から居る外国人選手。応援歌が何故かリブルラブルのメインBGM。スンヨプの移籍で出番が増えた。