黄昏通信社跡地処分推進室

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線結びについて

QMA4 になって唯一追加された新形式が線結びだ。これは設問選択肢4つと解答選択肢4つを組み合わせるもので、単純に考えると作り得る組み合わせは 24 通り。一問多答より多く、順番当てと同数になる。
しかし、そのふたつの形式に比べれば、線結びはおそらく楽な形式だ。なぜなら、ひとつわかれば必ずひとつ繋がるからだ。たとえば順番当ては相対的で、ひとつの事件が何年に起きたかわかっても、それだけでは何にもならない。一問多答に至ってはひとつひとつの解答は完全に独立している。唯一の例外は、みっつ確実に違うとわかった場合に残りのひとつが自動的に正解になることだが、それも殆ど期待できない。
そしてもうひとつ、当たり前のことだが、左右それぞれに選択肢があることだ。どちらかからどちらかが導ければいい。おかげでうろ憶えでも対処できることが多い。
現在予選で選ばれることが多いことから考えても、線結びは順番当てやまして一問多答には強さでは及ばないだろう。それでも追加されていく問題難度次第では三番手に収まる可能性は充分にある。初見でまったくわからなければ 24 分の1であることに変わりはないのだし。
この形式の追加は、難形式を増やすことで一問多答と順番当ての強さを相対的に下げる目的があるのだと思う。二形式を完全に押さえてる人というのもまあ居ないのだろうけど、三形式となれば尚更だろう。決勝での武器や店舗大会などには、そういう形で影響を及ぼす形式なんじゃないかと、個人的には思っている。

一問多答は答えのいっこいっこについて「1」か「0」かを憶えなければならないから大変、なのだと思う。そのふたつは記号的には等価なので。○×の答えがごっちゃになりがちなのと同じ。