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今日のマリーンズ(拡大版)● 2-3 ファイターズ

F001000101=3
CLM000000020=2
空は晴れ、風はおだやか、先発は成瀬。いつもの通り内野自由席2階に妻が作ってくれたサンドイッチを持ち込み、完璧な野球日和……だったのに。
向こうの予告先発武田勝だったのだが、試合前の打撃練習でマリーンズの選手の打球が当たって骨折するというアクシデントがあり(これは後で知った)、急遽スウィーニーに変更された。その所為か序盤はボールが先行する苦しい投球。しかしマリーンズもきっちりおつきあい。1回裏は一死一二塁からズレータと大松が凡退。2回裏は一死二塁からベニー、今江、西岡で点が取れず。とかやってるうちに3回表に成瀬が先頭の鶴岡を四球で出し、金子誠が送った後森本の適時打であっさり1点先行されてしまう。
マリーンズは5回裏にも西岡、早川の連打で一死一三塁とするが、今度は福浦とズレータが凡退。どうしても1点が奪えない。結局スクランブル登板のスウィーニーに6回まで抑え込まれてしまった。
成瀬は3回表の失点後のピンチをなんとか切り抜けると、6回表の一死三塁でも得点を許さず踏ん張るが、7回表一死からなんと陽にプロ入り初本塁打を浴びて2失点目。続く鶴岡に2塁打を打たれたところで降板となった。そこからは伊藤、根本、シコースキーとつないでなんとか追加点を与えない。
ようやく打線が仕事をしたのは8回裏。代わった武田久から、福浦、ズレータがそれぞれ今日の初安打で無死一二塁の好機を作る。当然両方に代走が出るが、続く大松はショートゴロであっさり併殺を喰らい二死三塁。ところがオーティズ、橋本が揃って四球を選んで二死満塁とまたわからないことに。たまらず MICHEAL が登板するが、ここでベニーがやってくれた。ライト前に小飛球で渋太く運ぶヒットで、一気に二人が還って同点! ストレスの溜まり続けていた観客もお祭り騒ぎになる。しかし今江は4球で三振に切ってとられて同点のまま9回表へ。
9回表は先頭の鶴岡にシコースキーがストレートばっかり8球ぐらい投げて中前に運ばれると、次の金子誠に1球投げたところで謎の降板。とうとう川崎までつぎこむことになったが、川崎は犠打を警戒し過ぎて金子誠を歩かせてしまい無死一二塁で森本を迎える。流石に送りバントかな、という場面、マリーンズ内野陣は三塁手の今江が前進、遊撃手の西岡が三塁ベースへ、二塁手のオーティズが二塁ベース方向へ、という極端なバントシフトを敷く。それを見た森本がバスター気味に叩きつけると、打球は高いバウンドで無情にも二塁キャンバスの左の方へ。慌てて西岡が逆に飛ぶが追いつかず、二塁走者が還ってしまう。結局これが決勝点になった。

マリーンズの試合でこんなにへこんだのは初めてかも知れん。