黄昏通信社跡地処分推進室

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アラーラの断片プレリリース於渋谷フォーラム8

もうプレリリースか、と思う。まあ昨年は4つセットが出てたので実際間隔が短かったのだが、それにしても早い気がする。
例によって8時半に集合としていたが弟が 20 分ほど遅刻。しかし整理券の番号はそれほど進んでおらず、まあまず大丈夫だろうという感じだった。果たして余裕で整理券を手に入れた弟とエクセルシオールで合流。朝飯喰ったり適当に時間潰したりして会場に戻る。参加者は 46 名だった。個人的には部屋のキャパシティに対してまあまあ適正な人数という感じがした。(主催者側としては人が多いほどいい筈なのでこれは単なるわがままです……。)

デッキ構築。

40 分もらえたのでちょっとじっくり考えてみる。おそらく3色上等の環境で、とにかくマナベースが重要になるはず。あとはシールドはレアとでかぶつ……と、レアの引きがものすごい。《マイコロス》×2、《戦誉の天使》、《浄火の大天使》、《若き群れのドラゴン》、《復讐のアジャニ》、《精神の誓約》。
これで緑白赤で組まなければ罰が当たるのであっさり色が決まった。で、問題は青をタッチして《浄火の大天使》を入れるか、黒をタッチして《若き群れのドラゴン》を入れるか。長引けば前者が強いし、マナブーストして5ターン目に後者が出れば勝ちは近いだろう。でも折角こんなプールなんだから、
どっちもだ!
というわけでできたデッキはこちらです(5マナデックウィン)。よくわかってないなりに結構本質を掴んだ構築、ではあったのだが……。

Creature (15)
GW《ヴァレロンに仕える者》2/2 警戒のマナクリーチャー
GR《切り裂き隊の壊し屋》
1G《アニマのドルイド》 {G}か{W}か{R}を生み出せるマナクリーチャー
2W《バントの戦闘魔道士》
2G《宮廷の射手》
GRW《長毛のソクター》3マナ 5/4 のナイスガイ
3R《茨団のヴィーアシーノ》
3WW《戦誉の天使》4/4 飛行賛美、単体で攻撃すると絆魂がつく
2GRW《熊手爪のガルガンチュアン》
3GG《マイコロス》4/4 貪食2、トークンメーカー
3GG《マイコロス》
4R《血炊きの精霊》
3GRB《若き群れのドラゴン》4/4 飛行×2体
5WW《鋤引きの耕し獣》
4GWWU《浄火の大天使》5/8 飛行被覆、最下層民能力つき

Other Spell (8+2)
R《マグマのしぶき》2点火力
1G《帰化》
GW《印象の祝福》ジャイグロ
2G《ガルガンチュアンの贈り物》
2R《圧倒する雷》3点火力
3W《圧倒する静寂》攻撃クリーチャーをゲームから取り除く
2RW《復讐のアジャニ》
4WU《アミーシャの口づけ》

3《エスパーのオベリスク》青黒白
3《ジャンドのオベリスク》赤緑黒

Lands (15)
《海辺の城塞》青白緑のタップインランド
《海辺の城塞》
《ナヤの全景》森山平地のフェッチランド
《森》*6
《山》*4
《平地》*2

ラウンド1

弟と対戦。公式戦で当たるのは初めてか。これだけ出てればいつかは当たるだろうとは思うが、1回戦で当たったのはついてなかった。
1本目、おたがいダブルマリガンでシャッフルしまくり。案の定ゆっくりした、というかぬるい立ち上がりになって地上がすぐに膠着する。《マイコロス》こそ《処刑人の薬包》で対処されたものの、すぐに《戦誉の天使》が降臨。相手も《枝分かれの稲妻》と《水膨れ虫》の合わせ技で殺しにくるも、きっちりジャイグロで対処して、あとは天使が4回殴って勝ち。
2本目、事故ってしまい、序盤に《マイコロス》と《浄火の大天使》をディスカードする羽目になる。相手も展開は悪かったが、《トーパの苦行者》2体で地道に殴ってくる。こちらは《復讐のアジャニ》をプレイして、なんとか《苦行者》の一体をアンタップさせない構え。そのうちに《戦誉の天使》を引くが《処刑人の薬包》で対処され、《マイコロス》2号は《骨の粉砕》を浴びる。どうしても主導権が握れない。しまいには《若き群れのドラゴン》まで引いてくるが、これもブロッカーに回って討ち死にする有様で、勝ち手段を殆ど全部失ってしまう。ライフが7まで減らされたところで《アミーシャの口づけ》を打って打開策を探るが、相手に登場する《ヘルカイトの首領》。さらに《槍折りのビヒモス》が出てきて万事休す、追加ターンできっちり殴り倒された。
引き分けスタート。

ラウンド2

1ゲーム目はよく憶えていないが、相手のライフが5点ずつ減っているので《長毛のソクター》辺りでぶん殴ったんだろうか。
2ゲーム目は相手が早々とクリーチャーを並べてきて、3/1、2/2、あともう一体という感じだったが《長毛のソクター》でまとめて止める。そこへ相手は《ゴブリンの死の略奪者》(3/1 トランプル)に《サングライトのうねり》を打ってくる。6/4 の二段攻撃トランプル。スルーだとライフが危険水域なので流石に《長毛のソクター》でチャンプブロック。これでも8点喰らってライフが7まで落ち込むが、その後は5マナに辿り着き、《戦誉の天使》→《マイコロス》(1体喰う)→《マイコロス》2号(2体喰う)として相手が投了。インチキすぎた。

ラウンド3

外国人の方と当たる。日本語もちょっとはしゃべれたが、お互い片言の英語と日本語でコミュニケーション。ややこしい状況にはならなくて助かった。
1ゲーム目、でかぶつ+土地みたいな初手でスタート。3ターン目にオベリスクという初動だったが、相手も 2/2 が2体並ぶ程度で圧力が弱い。その上に相手の土地が止まる。こちらは《血焚きの精霊》で向こうの 2/2 を1体除去した後《戦誉の天使》。これは《忘却の輪》でリムーヴされるが、さらに《マイコロス》を追加、《浄火の大天使》を挟んでから《マイコロス》2号(4体喰って 12/12)という無茶苦茶な回り。そのまま殴り勝つ。
2ゲーム目、お互いに2ターン目マナ・エルフから3ターン目に《長毛のソクター》という回り。こうなると後手の方がややきつい。向こうは4ターン目に《ソクター》アタック。スルーすると(ブロックすべきだった)第2メインフェイズにその《ソクター》を喰って《マイコロス》が登場。敵に回すと強いなあ。さらに5ターン目に《炎破のドラゴン》(攻撃するたびに{R}{X}を払ってよくて、対象にX点のダメージ)という化け物が降臨、対処のしようもなく死ぬ。
3ゲーム目、また遅い手札だったが思い切ってキープ。クリーチャーを出しては除去されたり相打ちしたりで場が平たくなる。マナだけは順調に伸びて、土地5枚と《エスパーのオベリスク》とマナクリーチャ、という状況になる。手札には《浄火の大天使》があるが白マナソースが1枚しかない。そこへ《平地》をトップデッキ、大天使降臨。5/8 飛行被覆はやはりインチキくさく、シンプルに4回殴って勝ち。

ラウンド4

ここまで 2-0-1 なので次勝てば3パック。ラウンド4だけは勝った方に1パック出るので、勝てば4パック負ければ0パックということになる。相手はまた外国人の方で3連勝の9ポイント。ここまで全勝は5人、7ポイントがおれだけで(引き分けが非常に少ない環境のようだ)暫定6位だった。
1ゲーム目、マリガン1回後のスタートも白マナソースを引けない。《森》《山》《ジャンドのオベリスク》という感じ。相手には《ロウクスの戦修道士》(3/4 絆魂)が出てきてがんがん殴られる。こちらも《宮廷の射手》で反撃するが、ただでさえパワーで負けてるのに絆魂もあって全くダメージレースにならない。ほどなく殴り倒されてしまう。よく憶えていないが、火力2枚で《戦修道士》を葬れた場面が確かあった筈で、ためらわず使わなければいけなかった。
2ゲーム目、初手が土地1枚でまたマリガン。次の6枚は土地が2枚だったので仕方なくスタートするが……強烈に事故。マナソースが 19 枚あることを考えるとキープ自体は間違いではなかったと思うのだが、結局1枚もスペルをプレイできず死亡。
4ラウンドの1パックを譲ってもらう。感謝。

雑感

怪獣大戦争に怪獣デッキで参戦できて楽しかった。とはいえシールドはかなりレアゲーになるのでは?という感じもあり。まあどうせやらんのですが。
デッキについてちょっと反省。

  • 《若き群れのドラゴン》はやり過ぎだった。もちろん強いカードなのだけど、5ターン目に出た時が最強で、この構成では殆ど出ない。黒を足したことで下がった安定性に見合うほどの強さはなかった。《ジャンドのオベリスク》を抜いて《ナヤのオベリスク》を入れ、《若き群れのドラゴン》の代わりに《平地》を入れるぐらいがよかったかな。
  • メイン《帰化》は腐る。唯一割る価値があると思えた対象は《忘却の輪》なのだがその時に限って引かず。
  • 《ガルガンチュアの贈り物》(ライブラリを4枚見て、土地とクリーチャを各1枚まで手札に入れられる)はいいカードだと思うのだが、9ゲームやって一度も引かず一度も打たれず。弱いのか?
  • マナソース 19 枚でも多過ぎなかった。なんだこの環境。
  • 《バントの戦闘魔道士》は今考えると微妙だった。ほとんど青マナ出ないし、緑の方の能力(トランプル)は空気。もう一枚《宮廷の射手》があったのでそっちでよかった。とはいえ、《射手》も弱い。3マナ 1/4 到達とかだったらよかったのに……。
  • 《アミーシャの口付け》はやや弱い。2マナのインスタントでライフを7点得られることを考えると、4マナのソーサリーでカードを2枚引いている計算になるわけで。デッキには合っていると思うが。