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いいかげん前を向いてくれ

少し反応が遅れたけど、田沢問題続き。何故か下の名前が全然憶えられない。
記事はスポニチから、どうせ消えちゃうので引用は長めにしてみる。


日本プロ野球組織(NPB)がアマチュア選手の海外流失防止策第1弾を打ち出した。6日、東京・内幸町の日本野球機構会議室で開かれたプロ野球実行委員会で、日本のプロ野球を経ずに外国のプロ球団と契約する選手に日本球界復帰の際の“ペナルティー”を科すことを決めた。
ドラフト対象選手がNPBのドラフト指名を拒否して外国球界でプレーして日本に帰ってくる場合、高校生は帰国から3年間、大学・社会人は2年間は12球団がドラフト指名を凍結するというもの。高校生、大学生が社会人に進んだ場合のドラフト凍結期間に準じている。
指名漏れで海外に出た選手は対象外となるが、メジャー挑戦を表明して12球団に指名断り状を出した新日本石油ENEOSの田沢純一投手(22)は対象となる。
ある程度予想の範囲内だけど、なんともケツの穴の小さい対応だなあ、と言わざるを得ない。
おそらく NPB の中の人は人気が下降線を辿っていることに危機感を覚えているのだろうし、「一線級の選手が海外へどんどん出て行ってしまえば NPB の人気を保てない」と考えるのも理解はできる。しかし MLB との年俸の圧倒的な差を考えればこんな対策の抑止力などたかが知れているし、何度も書いているが球団の、あるいは野球の魅力を保つためには人気を選手個人に依存することからは脱却していかなくちゃいけない。スター選手が居なくても客が入る試合をできるようにならなくてはいけないのだ、と思う。
現実に最初から NPB より MLB を目指そうという一線級の選手が現れた、という時世なのだから、NPB にはそれに向き合う姿勢を見せて欲しかった。