黄昏通信社跡地処分推進室

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先日ソラリスに行くために南越谷に向かって武蔵野線に乗っているとき、たまたま電車と並行する方向でヒヨドリが飛んでいた。かなり遠かったのでほんとうにヒヨドリだったかどうかはわからないが、大きさと飛び方から判断した。ヒヨドリは短く上前方へはばたいて高度を稼ぎ、滑空してそれを速度に変える、というのを繰り返して飛ぶ。真横から見ていると少しだけ正弦曲線に似た軌道を描く。10 秒ぐらいはその軌道を続けて見ることができた。普段街中で見るときにはもっとずっと早く視野から消えてしまうので、少し得したような気がした。

ヒヨドリは日本ではごくありふれた鳥で、ほぼ日本中で町中でも山林でも普通に見られるようだが、海外では朝鮮半島、台湾などの一部に分布するに過ぎず、なかなか見られない鳥のようだ。そう思うと有難い鳥のようでもあるのだが、毎朝飽きもせずに「ピィーーーヨ」とか絶叫しているのを聞くと「はいはいわかったわかった」とついあしらいたくなってしまう。