黄昏通信社跡地処分推進室

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壁にはたきをかけようと思い妻のコートを横にどかしたところ、その陰になっていた壁にヤモリがへばりついていた。見なかったことにもできないしと思い多少の捕物ののちに捕まえたのだが、妻と協議の結果ヤモリは家に置くべしということになりまた放すことにした。家守というぐらいだし悪いことはあるまい。可愛いし。ハエトリグモとの関係が懸念されるところではあるけど。

ヤモリの手触りは思ったより柔らかく、ちょっと乾いてる感じだった。手足の吸盤はちょっとぴとぴとしていた。しかし今調べたら骨格が頑丈じゃないから触るときは注意とか書いてあった。骨を傷めたりしていないといいけど。