黄昏通信社跡地処分推進室

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朝起きて、少し外に出てみる。流石に小鳥が多いが姿を見ることは難しい。ツグミシジュウカラは確実に見た。あとは同定できず。ってこれじゃ家の近所と変わらないな。でも、数は圧倒的に多かった。部屋に戻ってからはジョウビタキ(おす)も見かけた。今年知ったばかりの鳥だが、知ってみると案外居ることに気付く。名前を知ることの効果だ。
そして朝ごはん。またしてもなにもかもおいしく、パンも4種類出てきて妻共々満足。いや、ほんとおいしかったです。
チェックアウトしてポーラ美術館へ。ここは企画展もやってたけど常設展示を中心に巡ることにする。流石に結構なコレクションがあってとてもよかった。扇子の展示とか面白かったな。あと作家の説明が丁寧なのが有難かった。企画展はざっと。ヴラマンクが何枚か出ていて、それが一番好きだったかも。あと建物が大作りで天気がよかったから開放感あった。
バスで強羅へ出て、そこから箱根登山鉄道で宮ノ下へ。宮ノ下は街道沿いに出来た集落で半端なく古びた観光地という感じ。車通る通る、歩道狭い狭い。ガイドブックに載っていた蕎麦屋さんも想像以上の古さで狭くて寒くてフロアを中年の男性ひとりで回してて大丈夫かなと思ったけど、蕎麦自体はおいしくて不思議だった。
富士屋ホテルもちょっと覗いてみる。明治 11 年創設の超老舗ホテルで、建物がとても素敵だった。妻が「和洋折衷だけどちょっと和に寄り過ぎちゃった感じ」と的確に表現していた。ちょっと現代にはあり得ないセンスで、それでいてかっこいいし、年月を経てますます味が出ている。
ここからはバスで箱根湯本へ。湯本では昨日覗けなかったお店をいくつか覗いたり、お茶を飲んだりという感じでロマンスカーの時間を待つ。帰りのロマンスカーVSE で、先頭車両の7列目という中々好い席だったが、結局寝ながら帰る。
よい旅でした。箱根は冬場も結構いいかもだぜ。まあ寒かったけど。あと、平日に行ったのもよかったのかも。またいつか行きたい。

夜は焼肉。Iさん再帰国記念ということで、本人の希望により焼肉になった。牛鉄はやはりよいな。しかしIさんはやばかった。前回の帰国時はシャープな体つきになっていて、まあ得たものはさておき贅肉だけは削ぎ落として来たようだな、と思わせたのに、今回はその落とし物を全部取り戻しておつりが来るぐらいの体形になっていた。思わず顎とか触っちゃったよ。物言いもなんだか中国人めいて来てるし、これがチャイナシンドロームって奴か。

そしてそのまま麻雀へ。