黄昏通信社跡地処分推進室

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残念ながらソースより醤油のほうが単位重量辺りの塩分は多い

食べ物になにかつけて食べる時「塩で頂くのが一番おいしい」って書くのはあんまり意味ないと思う。だって大抵の食べ物ってそうじゃないか。塩ってのは多分人体においても必要度がかなり高くて、かつ希少度も(今の人類の味覚が形成された頃は)そこそこ高かったはずなので、脳が塩の味に割り振ってる優先度は相当高い。塩だけ舐めててもわりと旨いぐらい。
だけど現代では塩の希少度は限りなく下がっていて、我々は常に過剰摂取の危機に晒されている。塩を5グラム使ったらまるまる5グラム塩分なわけです。醤油とかソースとかっていうのは、塩をそのままかけることに比べればずっと塩分は少なくて済む。それは塩が貴重だった頃にはもちろん味覚の彩りとしての意義が大きかったものだろうけど、今となってみれば別の意味で有難いのだ。それだけ摂る塩分が少なくて済むのだから。
もちろんほんとにおいしいものを塩で食べるのは素晴らしい。それはわかる。でもわかりきってるんだそれは。塩以外だったら何をつけたら一番おいしいのか、というのが一番重要な情報であるように思う。まあおれ食べ物の話書く時何つけるかとか書いたためしないけど。