黄昏通信社跡地処分推進室

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息子はどうしてこんなにかわいいんじゃろなー、と日々感じながらも、一方ではこれってやっぱ親バカ物質的なものがおれの脳内で出まくってるんだよね、というようなことも思っている。しかし親バカ物質のおかげだとしてもおれが感じているこのかわいいという感情に変わりはない。
ここに至るまでにおれは妻とめぐりあい、つきあって、結婚して、子供を授かり……、という過程を経ている。その過程で自分が下してきた様々な決断の結果(もちろん付随する多くの幸運のおかげもあり)、「自分の半生これまでまあ結構よかったじゃん」的な喜びを感じてもいる。その帰結として息子がかわいい、と感じているとも考えられる。
つまるところそのふたつを区分することは不可能だし無意味だ、ということではあるのだろう。