黄昏通信社跡地処分推進室

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ふと思い出した、今でも不思議なこと。
ロックマン3』で、暗闇のシーンがある。そのシーンでは通路(つまり床と天井だ)が見えなくなってしまい、真暗な画面にロックマンと弾だけが表示される。平坦な通路で、しばらく進んでいくと松明みたいな敵が出てくる。そいつが居る間は通路も表示される。だがそいつを倒さないと先には進めない。倒す。と、また暗くなる。これが3回繰り返される。その間ずっと通路は平坦だ。
ところが、最後の最後で、暗闇の通路に上りの段差がある。ロックマンは壁にぶつかっても特に音がしたりせず、走っている時と全く同じアニメパターンでそのまま足踏みしつづける。「ずっと進んでるのになかなか明るくならないなあ」と思ったところで、プレイヤーは初めて気づいてジャンプする。
……というそれだけの仕掛けなのだが、どういうわけか我が家の映りの悪いテレビでは暗闇でも通路の形が見えたのだ。ぼうっと出てるゴーストみたいなのが、確かにクランクしているのがはっきりわかった。それがどうしてなのか、今でもわからない。
はっきりした記憶がないのだが、背景部分はあるいはもともと真黒だったかも知れない。そうだとすると、暗闇のシーンでは「床と天井のパターンを全部黒の塗りつぶし長方形に置き換える」という処理をしていたのだろう。その長方形の描画を行うことが、テレビの画面になにがしかの影響を与えていたのだろうか。でも、そんなことってあるのか?