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不思議の勝ち

クライマックスシリーズ、地上波ではやってないし、動画配信を見るのは難しい環境だし、ということでラジオでずっと聴いていた。文化放送だったから微妙なビジター感すらありつつ。しかし正直勝てた気がしない試合ではあって、例えば8回裏に2点取られたついでにサブローの悪送球でもう1点やってしまい、さらに内を引っ張ってもう1点取られた場面は、完全にやらずもがなの2点を与えてしまっている。(もっと言えばその前の今江のバックホームがまともなら併殺を取れていたかも知れないが、そこまで言い出すときりがない。)2点差と4点差ではえらい違いで、流石に致命的と思えたプレイだった。
あとは4点差を追いついた後の西岡の左直で併殺になってしまった場面。表の攻撃のチームが9回表追いついてなおチャンスが続いたのに勝ち越せず、というのは相当嫌な展開で、正直言うとあの時点でもかなり負けを覚悟したのだけど、その裏伊藤が踏ん張ってくれたのは大きかった。
ちなみに福浦の決勝本塁打は CM 中で、コマーシャル明けてみたら球場は大歓声で放送席がお通夜みたいになってました。