黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

息子を風呂に入れて、身体を拭いておむつを穿かせて、やれやれと自分の身体を拭いていたら、息子が玄関の方にふらふらとてとてと歩いていく。まあ転ぶこともあるまいと高をくくって見ていたら、土間の方に向き直ってからいきなりこけて、一瞬上り口に四つん這いになるがもちろんそこで止まらず、顔から土間に突っ込む。ぎゃあぎゃあ泣く。慌てて抱き上げるとさほど目立つ傷もなく、比較的早く落ち着いてくれる。洗面台に持って行って顔から額を洗って濡れたおしぼりで拭く。鼻の横をすりむいていて、あと額に擦り傷とたんこぶ。大したことなくてよかった。しかし、防げた気もする事故だ。まあこの先この程度の「防げた気もする事故」には死ぬほど遭遇するだろう。全部防ごうとなんて考えていたら疲弊し切ってしまうし、おおらか過ぎたら致命的かも知れない事故に遭わせてしまうかも知れない。本当に防ぐべき事故のラインを見失わないようにしよう。いやそれがわかったら苦労しねえよな。