黄昏通信社跡地処分推進室

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  • メタルマックス』で戦車を金で買うシーンがあるんだけど、あのシチュエーションは、よかった。あんな世界があったとして、あれだけ戦車が重要視されてるとすれば、作中で言えばモスキートやパンサーのような「誰のものでもない戦車」がたとえ洞窟の中とはいえまだ転がってるなんてことは殆ど考えられないと思う。だとすると、誰かから奪うか、金で買うかしかない。そして後者だとすれば並大抵の金額ではないだろう。実際のゲーム中ではそこまでの金額ではなかったけど、それでも最初にそこにたどり着いたときには到底買えない程度の金額には設定されていて、そこもよかった。
  • そのシーンで使われている伝説の科白「せんしゃだぜ! せ・ん・しゃ」では、ちゃんと文字が「・」のところで一拍置くように表示されるという実に生き生きとした名演出があったのだが、同時に科白が表示されるときにさりげなく流れている「ポポポポポポポ……」という音もちゃんとそれに合わせて「ポ・ポ・ポ」となっていて、そういえばこの音は音声を表しているのだな、ということを改めて意識した人は多かったんじゃないかと思う。←うわここまで一文とか悪文王だなおれ。や、多かったんじゃないかとかじゃなくて、おれはとにかく意識した。
  • 電子音で音声を表すといえばなんといってもスーパーファミコン版の『ドラッケン』である。あの、人の科白を奇妙な抑揚のある電子音に置き換えているさまは実にキテレツで、我が兄弟のあいだではあれを口真似するのが流行ったものだ。
  • おいでよ どうぶつの森』では動物たちの科白に半分電子音化された音声が当てられていたのが印象に残っている。電源入れたときの「ニンテンドー」を聞けば判る通り、単純に日本語の音を当てていて、ある程度以上長い文だと冒頭の何文字かだけを音声化する、みたいなシステムになっていたのだと思うが、なんか妙な味があった。流石にドラッケンとは洗練度合いが違いすぎるので連想するのもちょっと失礼な気はするが。
  • なんか最初の段からえらく離れたとこまで来たな。まあたぬきちの店ってでっかくなれば戦車ぐらい売ってそうな気もするけど。ほらつながった。