黄昏通信社跡地処分推進室

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今年のカード5枚

昨年は新規リリースから5枚も選べなかったのだけど、今年はなんとか選べそう。完全に「おれが好き」というだけで選んでみた。順位は意味ないので無し。

《窯の悪鬼/Kiln Fiend》

年に一枚ぐらい「これはおれのために作られたカードだ」と錯覚できるようなカードがあるものだが、今年はこいつだった。すげー好き。心のカード《無謀なる突進》との相性は特筆もので、今年はこのカードをなんとかできないかとばかり考えていたような気がする。その割には活躍しなかったけど、それもまたよし。

《聖句札の死者/Phylactery Lich》

いいですよねーこのカード。なんといってもフレイバーが素晴らしいし、それを上手くカードのメカニズムに落とし込んでいるデザインも玄妙。実際使ってみると、BBB に加えてアーティファクトひとつ、というコストが思いのほか厳しく、5/5+破壊されない、では大して強いとも思えないのだが、実はコントロールデッキで使った方が強いらしいという噂もあるのでもう少し試したり試さなかったりするかも。

《研磨時計/Grindclock》

元々《石臼》はとても好きなカードで、そのなんとなく恐ろしげなフレーバーや、黎明期(初出はアンティキティ)から比較的最近に至るまで存在し得たカードパワーのちょうど良さも含めてデザインかくあるべしというようなカードだったと思う。そのリメイク版。ぎりぎりとカウンターを溜めて、一気に削り始めるというフレーバーもよし。イラストもよいです。使ってみたら案の定死ぬほど悠長だったけど。

《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》

単体でパーマネントに特定のカードタイプを与えて、しかも繰り返し使えるカード、というのはありそうでなかなか無かったと思う。しかもこのコスト。なんと夢あふれるカードであろうか。ただし、このカード自体は事実上何もしない上に、このカードを引く前提でデッキを組むと今度は引かなかった時目も当てられなくなる。その意味ではピーキー。このカードもフレイバーが好き。表面覆っちゃえばアーティファクトってことになる、という昔の漫画みたいな強引さが逆にいい。

《カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix》

最後一枚は迷ったけどこれ。2RRR というエキセントリックなマナコストながら 4/4 飛行速攻と一応はやれそうな能力をひっさげている。しかし戻す条件が厳しい割にコストも安くないので使えるかどうかは謎、というか正直きびしめ。でもイラストも含めて好き。なんとか活躍させたいものだ。