黄昏通信社跡地処分推進室

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今日の雑談:お題「アクセス数は大事か」

  • ブログの書き方のコツみたいな記事って時々みかけるんだけど、その中でよくある「タイトルは大事。中身は同じでもタイトル次第で読む人の数が桁違いになる」みたいな言説に反射的に反発を覚えることが多い。その手の記事ではその後に大抵「書いたって読んでもらえなきゃ意味ないし、どうせ同じもの書くなら多くの人に読んでもらった方がいい」みたいに続くからだ。
  • なにが嫌かって、全体的には正しいところだ。特に前半は完全に正しい。そして後半も部分的には正しい、というか殆ど大体正しい。少なくとも間違ったことは言っていない。
  • でもその根っこにある価値判断はおれと真逆だ。書いたって読んでもらえなきゃ意味ない。それはそうだ。だが文字通り誰にも読んでもらえないということはあり得ない。おれにとってはそれだけで充分だ。たくさんの奴が読む必要なんてない。そりゃたくさんの奴が読んでくれれば嬉しい。時々どこかからリンクが貼られてアクセスが 50 も増えれば結構うひょーってなる。それは否定しない。だけどそこに第一義を置く感覚はおれにはない。タイトルが変わっただけで読みに来るような奴が増えてもしょうがないし、本当に誰かの役に立ったり必要にされたりしている情報であればタイトルとか関係なく参照されるだろう。ていうかタイトル考えるのめんどくせー。
  • 話がそれたけど、ともあれ、ブログを書く上では「自分の頭の中にあるものを外に出すこと」「その外に出すものがなるべくユニークであること」が大事だと思っていて、だからこのブログではレアっぽい知識(レトロゲームの話)と極めて個人的な話(日常のこと)が混在している。これ前も書いたな。まあ今のところはそういう感じ。読んでる方が面白いかどうかを考えないわけじゃないんだけど、でもまずは書きたいことを優先するのが大前提。

しかしまあ、反感覚えるってことは心の底ではアクセス増えて欲しいんだよな。それはわかってる。でも、それに労力を費やすのは(おれにとっては)間違っている。そこは忘れないようにしたい。