黄昏通信社跡地処分推進室

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野球やろうぜおれは観るだけだけど

追記:これは 2011-03-20 に書いています。
ちょっと殴り書きっぽくなるけど。
NPB はできる限り早く開幕するべきだと思う。特にセ・リーグは。(パ・リーグは仙台と千葉の状況次第だけど基本的におなじ)
野球場は電力使用がわかりやすく可視化されてるから叩かれてるけど、現在の世の中「まあ必ずしもなくても死なない」もの/ことを生業にしてる人ってたくさん居ると思う。でもそれは本当に要らないってことではなくて、むしろそういうものこそが暮らしを豊かにしてくれているともいえる。そういう人に等しく死ねというのはナンセンスだし、ましてよく見える一部にだけ死ねっていうのはいかにもアンフェアじゃないの。
たとえば、ゲームなんてなくても死なないものの代表例だと思うけど、ゲーム会社はみんな休んでろとか言わないでしょ。ゲーム機作ってる会社もあるし、そのゲーム機のなかの部品を作ってる会社もあるし、その部品を作る機械を作ってる会社も……とか、係累はどこまでも続いていく。現実に存在する産業である限り、なにが不可欠でなにが切り捨ててもいい、なんて誰にも決められないことだ。
それに、この電力事情は多分長く続く。1ヶ月遅らせれば電力が回復するなら、1ヶ月遅らせるのもありだろう。でもそうはいかない。少なくとも今季中はこういう状況が続くことを覚悟しなきゃならない。だとしたら、この状況でもやるってことを前提にして、落としどころを探るべきだ。
ただ、みんな結構頑張って節電してる状況なんだから、やっぱりそこへの配慮はほしいところで、その点でいかにもまずい初動だったのは否めない。なんとか少しでもデーゲームを増やすとか、東北/東京電力所管外での地方開催に移すとか、まだできることはあるはず。一試合当たりの使用電力量ってそんなには落とせないだろうけど、シーズン全体である程度減らすことは充分可能じゃないだろうか。もちろんコストはかかるし売上げは落ちるし、球団には全然いいことないけど、だからこう書いてる時点でおれも死ねって言ってるのと変わらないかも知れないけど。
あとまあ、NPB の球団って、ちょっとやそっと予定通りに試合できなくても潰れやしないだろう、って思われてるんだろうことは想像がつく。いやまあ、その通りなのかも知れないけど、それにしても現状の扱いはいささかアンフェアに過ぎる。文科省も通知出したの NPB だけみたいだしな。

まとまりがないけど、とりあえずこんなもんで。
野球に限らず、似たような話がいくつかあって、どうももやもやするので書いてみた。