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アフタヌーンは完全に停滞期に入ってしまったと言える。『からん』の突然の終了はあまりに痛手であった（あれ打ち切りにしか見えなかったのだが、実際はどうだったのだろうか）し、致し方ないこととは言え『BUTTER!!』の連載中断も実にタイミングが悪かった。長期連載陣は全体的に悪い意味で安定してしまっている感があり、このところは新連載もあまり始まっていない。『ぼくらのよあけ』が唯一の希望という感じだったけど、５回目まで終わった現時点ではゆるやかに勢いを失いつつあるなあという印象で。
そんな中で今月は読み切りの「まちあわせ」がよかった。ページ数も多いけど作中経過時間も長くて、カットバックも多くかなり入り組んだ構成だけど読んでてちゃんと伝わったし、気持ち悪さがしっかり描けた上で全体では暗くなってないのもよかった。次作に期待。