黄昏通信社跡地処分推進室

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M12 身内シールド。今回はついに8人集まって、主催Iくんが町内会の会議室を借りてとりおこなわれた。ソートの噂なんかもあったので全部で3箱のブースターを机に広げてシャッフルし、6パックずつ取っていくという方法をとったのだけど、108 個のブースターが並んでいる様は壮観だった。
カードプールは省略するが、先々週と同じゲームとは思えないほど強く、《正義の執政官》を2枚擁する白も《精神の制御》を2枚擁する青も不採用という強烈にお大尽なデッキ構築になった。
R《ゴブリンの投火師》
R《渋面の溶岩使い》
1B《組み直しの骸骨》
1R《真紅の魔道士》
2B《血怒りの吸血鬼》
1BB《貪る大群》
2B《出征路のグール》
2RR《血まみれ角のミノタウルス》
4B《ゾンビの大巨人》
2BBB《復讐に燃えたファラオ》
4RR《炎破のドラゴン》
5BB《ルーン傷の悪魔》

R《ショック》
B《肉体のねじ切り》
BB《困窮》
1B《破滅の刃》
2BB《魔性の教示者》
2RR《チャンドラの憤慨》
2RR《チャンドラの憤慨》
4R《溶岩の斧》
X1B《魂の消耗》
XR《火の玉》
XR《火の玉》

《沼》×9
《山》×8
狂喜持ちが2枚しか居ないのだけが残念だけど、それを補って余りあるスペルの充実ぶり。フィニッシャーもあほみたいに強い。普通に考えれば2勝は堅く、3勝を狙ってもばちは当たらない。グッドデック。あんまり強すぎて 20 分ぐらいで組めてしまった。

ラウンド1 E 黒赤青

1ゲーム目、序盤から除去の打ち合いであまりクリーチャーが場に残らない。相手の《松明の壁》がやたら邪魔なのと、次から次に出てくる《空回りのドレイク》に対処しきれない。6マナにたどり着いたところで《炎破のドラゴン》を唱えて勝ったかと思ったらまさかのメイン《瞬間凍結》で軽くいなされてしまう。一応《復讐に燃えたファラオ》で地上は押しとどめ、さらにファラオで強引にアタックして墓地に落ちることには成功したものの、3枚目の《空回りのドレイク》に最後は +3/+0 がついてぴったり6点削られて負け。
2ゲーム目、あまり覚えていないが序盤は1点ずつひたすら削ってるので《ゴブリンの投火師》あたりでちまちまやってたんだろうか。最後も何で勝ったのか憶えていない。
3ゲーム目、いきなり《不死の霊薬》とかで5点ゲインされたのを《ゴブリンの投火師》で延々と削る。クリーチャーを並べたり除去したりで戦線は互角だったが、相手が島1枚しかない状態で《空回りのドレイク》を出してきたのでその隙に《炎破のドラゴン》が降臨する。着地してしまえばこっちのもの、1回殴ったら次のターンに相手が投了。

ラウンド2 弟 緑白

兄弟対決。しかし家でもやってないので普通に久々である。
1ゲーム目、土地2枚の微妙な初手をマリガンしたらノーランドでダブマリ→山3黒スペル2でキープして死ぬまで沼引かず。しかしトリマリするぐらいならキープか。
2ゲーム目、相手がぬるキープ。クリーチャーが全然出てこない間にほとんど《ゴブリンの投火師》と《血怒りの吸血鬼》だけで殴りきる。
3ゲーム目、あんまり憶えてない。多分《貪る大群》が3ターン目に出てきてちょっと殴って、そのうち止められるか除去られるかしたけど《魔性の教示者》で持ってきた《炎破のドラゴン》でどっかんどっかん、みたいな大味なゲームだったと思う。マジックレアゲーすぎる。

ラウンド3 Sくん 白緑黒

《原始のタイタン》《神盾の天使》《天使の運命》と入ってるべらぼうなデッキ。
1ゲーム目、《渋面の溶岩使い》スタート。後続も《出征路のグール》と地味だったが、相手がダメージレースを挑んでくる。こちらは沼沼山で一瞬止まったが《山》をトップデッキする。相手はブロッカーを展開しながらのダメージレースだったが、こういう展開だと神のカードになる《チャンドラの憤慨》を2枚引いていたので、ブロッカーを焼いて殴る→ブロッカーを焼いて殴る、とグールビートダウンを敢行。最後は《ショック》本体で望外の先勝。
2ゲーム目、相手の《堂々たる撤廃者》と《速足のブーツ》がひたすら強い。装備レスポンスで除去打てないとかなんなんすか。それでも無理矢理戦線をこじ開けて相手のライフを6まで減らしたが、最後はタップアウトした隙に《原始のタイタン》が《速足のブーツ》を履いてぶん殴って来て死亡。うう。
3ゲーム目、またしても《出征路のグール》が活躍。《死の印》でブロッカーをどかして《血まみれ角のミノタウルス》の狂喜を達成、次のターンには2体で殴って8点。最後は《ゴブリンの投火師》と《火の玉》を本体にぶち込んで勝ち。
というわけで3連勝で1位でした。まあこのデッキならまあ、ってとこですかね。合間に野試合したIくんも 2-0 で屠っといた。賞品は7パックとプロモの《チャンドラのフェニックス》。ありがとうございます。パックの中身はお通夜だったけど、まあそういうこともある。

  • 《ゴブリンの投火師》超好み。超好き。そしてよく初手に来てくれた。狂喜デッキなら1枚は欲しいパーツだし、そうでなくてもぎりぎりデッキに入るクラスじゃないかと思う。マナがかからないのが偉過ぎる。
  • 《チャンドラの憤慨》は赤赤がきついんだけど、逆に言うと楽に出るデッキならかなり強い。本体に2点入るのがどうでもよさそうでいて結構嬉しい。ダメージレースの時のこのカードは神。
  • 《渋面の溶岩使い》、弱い筈はないんだけどいいタイミングで引けず、弾がなかったりすぐ除去られたりでさっぱり活躍しなかった。たぶん1回しか起動してない。殴って与えたダメージのほうが多かったかも知れない。
  • 《肉体のねじ切り》は結構強い。1マナのインスタントなのはえらい。後手の時に先手の2マナ 2/1 に1ターン目の1マナで対処できるのは嬉しい。あと《空回りのドレイク》を落とすと気持ちいい(ちょうど 0/0 になるし)。
  • 《火の玉》が分割できるの今日最初から最後まで忘れてた……。

あとはレガシーをちょこちょこやる。ネズミデッキのあまりの弱さに顎が外れそうになった。スタンのデッキ相手(しかもそこまでガチじゃない)に荒廃稲妻2枚引いてやっといい勝負とかなんなの……。解体は間近と言えよう。やっぱネズミ少なすぎるわ。黒白コンはまあまあで、やりたいことはできている感じ。ムシキングは組み直してみたけどやっぱり普通。ただ、《硬鎧の群れ》が動き出すと超楽しい。最大の問題点は《極楽鳥》《雄牛の厄介者》《カメレオンの巨像》と回ると何デッキだかさっぱりわからず、それでいて明らかにデッキ最強の回りだということだ。