黄昏通信社跡地処分推進室

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姉の結婚式。
息子をなんとか着替えさせ、自分たちも支度して、兄夫婦とともに会場入り。招待状すら忘れるほどの慌てぶりだったので同行してもらえてありがたかった。ベビーカーや荷物もすごく助けてもらった。
控室ではオレンジジュースを飲ませて時間を稼ぐものの、歩きたがるのでついていって歩かせる。地下の吹き抜けから地上に通じる階段が楽しいらしく何度でも登りたがる。なんでこんなに階段好きなんだろうな。
親族紹介のあと一旦控え室に戻ってから式が始まる。息子が外に出たがるのでぎりぎりまで外で粘ってから会場へ。しかし大人しく座っている筈もなく、だいぶ苦戦しながら式を見守る。新婦美しいー。新郎緊張してるー。式自体はわりとあっさりしてたという印象。あと指輪はめるの難しいよねー、という結婚式あるある的な感想を抱いた。父は事前には「泣くかも知れない」とか言ってたらしいけど終始にこにこしていた。
披露宴に移る前に控え室に戻って何故か新郎新婦がテーブルをめぐる。息子、おなかが空いたらしくごにょごにょ言い始めたので焼海苔を与える。もしゃもしゃ食べてその間は大人しい。真白なテーブルクロスは海苔のかけらだらけ。
披露宴の間は息子は殆ど食べず。お子様用のプレートを出してもらったのだが、その中の春巻の皮しか食べなかった。まったくもう。まあ、想定の範囲内ではあったのだけど。あと飽きると適当におりるーとか言って隣のテーブルの母や兄のところに行ってかまってもらってました。こちらは助かったけど皆様ご迷惑かけました。すみませんでした。
余興で弟がギターの弾き語りをやる。スピッツ空も飛べるはず」。これはたいへんよかった。技術的には拙いところもあったし歌詞も一部間違えたりしてたんだけど、音域いっぱいの歌声がなんというか本当に胸を衝く感じだったのだ。結婚式だからということもあるし自分の弟が自分の姉を祝っているからというのもあったのだろうけど、なにか歌の持つ力を強く感じた。素晴らしかった。
料理は少しせわしないぐらいのペースで出てきたけどどれも絶品。ごはんがおいしいのはとてもよい。
最後はビッグバンドの演奏。姉の参加してるバンドのメンバーがかなりたくさん来てくれていて、がっつり4曲やるという、ちょっとしたミニライヴだった。姉もドレス姿のままトランペットを吹いていた。なにしろ達者な人揃いだし目の前での生演奏だから楽しくないはずもなく。
というわけで式と披露宴全部合わせて4時間半ぐらいだったのかな? 列席しているこちらも楽しくて幸せなひとときだった。どうか新郎新婦においては末永くお幸せに。落ち着いたら新居遊びに行くのでよろしくお願いします。