黄昏通信社跡地処分推進室

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NFL 2011 -- WEEK 5

今週から BYE があるそうな。ドルフィンズ、レイヴンズ、ブラウンズ、カウボーイズレッドスキンズラムズがバイ。まだ勝ちのないドルフィンズラムズは立て直したいところ。

New England Patriots @New York Jets

ペイトリオッツはここまで3勝1敗。Week 3 で直接対決 15 連勝中だったビルズに 21-0 とリードしておきながら逆転されて負けるという、オカルト的には「冷える、冷えるでぇ」な敗北を喫しながら翌週はきっちり勝ってきた辺り流石というところなのだろう(もちろんよく知らんけど)。一方のジェッツは2勝2敗、昨シーズンはプレーオフペイトリオッツを下していて、今年は地区優勝を狙っているとか。試合は両チームのランニングバックが目立った。ペイトリオッツのグリーン-エリスは実に 136 ヤードの2タッチダウンの活躍で、勝利に大きく貢献。これだけ走ればディフェンスも重々承知の筈なのに止められないのが不思議というか面白いところ。一方のジェッツ RB グリーンも負けじと 83 ヤードゲインにタッチダウンもひとつマークしたが、試合は終始ペイトリオッツリードで、4Q でも1ポゼッション差になる場面もあった筈なのだがどうも点差以上にペイトリオッツの楽勝という印象を受けた。まあこれ試合見てからちょっと経って書いてるのであまり正確じゃないかも知れないけど。

Chicago Bears @Detroit Lions

動物対決が今週のマンデーナイト。ベアーズは2勝2敗、ライオンズは今季好調で 31 年ぶりの開幕4連勝を飾っている。しかし試合はライオンズ 10 年以上ぶりの地元マンデーナイトということで観客がヒートしまくり、ベアーズは全く意思疎通が果たせないようでフォルススタートに次ぐフォルススタート。ライオンズもお付き合いする格好で反則を重ね、1Q はほんとうにまともに試合になってない印象すらあった。2Q 開始直後にライオンズ QB スタフォードから WR カルヴィン・ジョンソンへの 88 ヤードタッチダウンパスが決まってゲームが動き始める。このパスはほんと凄かった。ベアーズもまともに攻撃できるようになると QB カトラーが冴え始め、プレッシャーを受けながらもタイトなパスをびしびし通してタッチダウンを挙げて逆転。しかし 3Q でライオンズがタッチダウンをあげて逆転すると、直後のドライヴでベアーズはパントに終わったのに対し、ライオンズは返しのシリーズのまさに1プレイ目でベストがラインを完璧に抜いて走りぬく。ベアーズのまずい守備もあってこれがタッチダウンになってしまい 11 点差。その後は疲れが見えるベアーズのオフェンスラインをライオンズディフェンスが崩しまくってカトラーに襲いかかり、カトラーも驚異的な逃げ足で奮戦したものの流石にちょっとタッチダウンとか取れる気がしない感じであとはお互いフィールドゴール1本ずつ決めて 24-13 でライオンズの勝ち。点差以上に圧倒的な内容だった。面白かったのはスタッツだとベアーズの攻撃時間が 39 分とかなってたこと。いかにカトラーがターンオーヴァーを許さず攻め続けたかということでもあり、それだけ攻めてタッチダウン1本しかとれなかったということでもあり。

Greenbay Packers @Atlanta Falcons

4連勝中のパッカーズ、地元ではめっぽう強いファルコンズ(2勝2敗)のホームへ乗り込んでの5戦目。ファルコンズは序盤からやる気充分で、オープニングドライヴから多彩な作戦を用いてタッチダウンを奪うと、2Q でも相手のファンブルから得たシリーズをタッチダウンに結びつける。これで 14-0。しかし流石は4連勝中のパッカーズ、ここからが凄かった。2Q で二度もゴールライン寸前まで迫りながらフィールドゴールに終わる嫌な展開だったのに、後半に入ってからもう1本フィールドゴールを奪う。返しのドライヴでファーストダウンを更新させず、その返しのドライヴの1プレイ目でロジャースが 70 ヤードのタッチダウンパスを決めて一気に逆転する。2ポイントコンヴァージョンこそ決まらなかったものの、そこからはファルコンズに得点を許さない。結局 4Q にもタッチダウンフィールドゴールを1本ずつ決めて、終わってみればパッカーズの完勝だった。ファルコンズはここまで平均 37 得点だったパッカーズを 25 点に抑えたまではよかったが、後半得点のパターンを見出せなくなっていた印象。
ところでパッカーズって妙な名前だなあと思ってたけど初代スポンサーが缶詰会社かなんかだったのね。1年で手引いちゃったらしいけど未だにパッカーズってチーム名のままなんだとか。おもろい。

その他

  • どの試合か忘れちゃったんだけど、NFL ウィークリーで流れてた映像で面白いのがあった。初老メガネのコーチがフル装備の屈強な男たちにマジ顔で檄を飛ばしてて、それが殆ど全部放送禁止用語らしくてすっごい叫んでるんだけど音声はみんな「ピー」「ピー」「ピー」てしか聞こえないの。コントみたい。
  • 5連勝は上の2チーム、4勝1敗にセインツ、ビルズ、フォーティナイナーズペイトリオッツチャージャーズ、3勝1敗がレイヴンズとレッドスキンズ
  • コルツ5敗目。ペインターが前半だけで 237 ヤードとか稼いで 24-7 でリードしたのに後半ひっくり返されたらしい。NFL 公式のカバレッジには「しかしこれはカーティス・ペインターの所為ではない」とか断言されてたけど、待て待てその文章誰が書いてるんだ。あと後半 40 ヤードっていくらなんでもやっぱりひどくないか。ともあれ4連敗組はヴァイキングズが勝ってあと2チームがバイなのでコルツ単独最下位です! 今週はマニングとうとうサイドラインまで降りてきたらしいけど来週辺り出るのかな。目が離せない。
  • どのチームがどっちのカンファレンスなのか全く区別がついてねえ。あと都市名からどの地区にあるかが浮かばない。この辺の把握はまだ結構時間かかりそうだなー。