黄昏通信社跡地処分推進室

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NFL 2011 -- Week 17 (Part 2)

今週は随時書きます。

Kansas City Chiefs (6-9) @ Denver Broncos (8-7)

NFC 西地区の最終戦。チーフスはウィーク 15 でパッカーズに(結果的にレギュラーシーズン唯一となる)土をつけたが、先週敗れてプレイオフ争いからは脱落。しかし QB カイル・オートンは今季最初の5試合はブロンコスでスターターをつとめていたという因縁もあり、ここは目に物見せたいところ。一方ブロンコスはレイダーズに星で並ばれてタイブレーカーの差で首位という首の皮一枚の状況となっている。しかし破竹の6連勝で首位に立った後、ペイトリオッツに完敗し、先週は不振のビルズにボコボコにされて、とこちらはやや勢いが落ちている感じなのが気がかりではあった。
で、試合はわりとぐだぐだ。チーフスは 1Q にいいドライヴがあって、最後は RB マクラスターがタッチダウンランを決めて先制するんだけど、それが最初で最後の得点になる。一方ブロンコスは 2Q から RB マゲイヒーのランが出始めて、こちらもいいドライヴが1本あったのだが、レッドゾーンまで攻め込みながら 3rd & 5 でティーボウが自ら走ってタックルを受けファンブルロスト。得点差を考えるとあまりにも痛いターンオーバーだった。あと、前半残り1分切ったぐらいでブロンコスは敵陣 40 ヤード付近で 4th ダウンという状況があったのだけど、何故かパント。ブロンコスのキッカー、マット・プレイターなら充分届き得る距離だったし、外しても即失点とは限らないのだから賭けてもよかったように思う。
後半は両チームのパンターコルキット兄弟のパント合戦。試合を通してだと8回ずつぐらい蹴ったのではないだろうか。チーフスはエース WR ボウの負傷退場があまりに痛く、後半はまったく決め手を欠いた。ブロンコスはひたすらランばかりで、こちらも後半は単調な攻撃に終始し、相手のパント落球からフィールドゴールを1本決めるのが精一杯。最後は1分ない状態で 80 ヤード以上残っており、流石のティーボウマジックも発動せず。7-3 でチーフスが勝ち。
しかし、同地区のもう1試合で目無しのチャージャーズがレイダーズを下して、8-8 で3チームが並び、ブロンコスタイブレーカーでプレイオフに進むことになった。なんというアンチクライマックス。いや、これがティーボウ・マジックなのか。とはいえもちろん第4シードなので、1回戦(ワイルドカードレイオフ)の相手は 12-4 なのにワイルドカードどまりだったピッツバーグ・スティーラーズです。

  • パンターがでっかいウエストポーチみたいなの着けて出てきたなあと思ってたら筒みたいなつくりになってて、待ってる間その中に両手突っ込んでた。なるほど。手がかじかんで滑ったら大変だもんな。デンバーのホームはスポーツオーソリティ・フィールド・アット・マイル・ハイっていうんだけどマイル・ハイって標高が 1600m ってことなのね。奥多摩でも結構奥の方ぐらいの高さだぜ。でも満員だったぜ。