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NFL 2012 -- Week 6, part 2

Indianapolis Colts @ New York Jets

今年結構ジェッツ観てる(=日本で放送してる)な。やっぱりティーボウが入ったのはでかいな。
さておき、試合は割と一方的になった。今季立ち上がりの悪いジェッツが珍しく 1Q からタッチダウンを2本あげると、コルツはラックがプレッシャーを受けてパスを通せない。ジェッツはサンチェスはまあそこそこ程度だったものの RB グリーンがおそらく今季最高の出来で、とにかくランがよく出た。これだけランが出ると攻撃も組み立てやすかっただろう。
コルツは最後までタッチダウンにたどり着けず。先週はパッカーズ相手に金星を挙げたが、また黒星がひとつ先行することになった。ヘッドコーチの白血病が判明し、奮起したいシーズンではあるが、やはりまだまだ苦しいか。

  • ティーボウはどうも毎回パントの時はスナッパーの後ろに立っている模様。なるほどね。この日も1回パントフォーメーションからスナップを受けて、そこからパスを投じて 20 ヤードぐらいゲインしていた。4th & 11 でやったのが図々しいところだが、考えてみるとランじゃとれなさそうな距離だからこそティーボウが警戒されにくい。この後タッチダウンまで行ったので、ヘッドコーチは笑いが止まらなかっただろう。

New York Giants (3-2) @ San Francisco 49ers (4-1)

昨年度の NFC チャンピオンシップの再戦となった一戦。フォーティナイナーズは昨年の惜敗の記憶も新しく、ここは気合の入る試合だった筈だがどうも空回り。1Q はドライブ2回で殆ど攻めっぱなしだったがいずれもフィールドゴールどまり、それも1本は外してしまい 3-0 にしかできない。
ジャイアンツは前半ブラッドショーのランを多用するがこちらはこちらで全く出ず。2Q にインターセプトからようやくタッチダウンをあげて 10-3 で折り返し。後半立ち上がりにジャイアンツはルーキーウィルソンが素晴らしいキックオフリターンを見せて敵陣まで入ると、そこからようやく出始めたブラッドショーのランでタッチダウンにたどり着く。
フォーティナイナーズはアレックス・スミスがさっぱりで、この日は後半にもインターセプトを2本献上、それも両方得点につなげられた。後半はそのまま無得点で 26-3 と得点的にはジャイアンツの圧勝となった。ただジャイアンツもマニングの出来は決してよくなく、15/28-193yds-1TD/0INT とスタッツもかなり悲惨だった。
好カードの筈がはっきり凡戦で、ちょっと残念。

St. Louis Rams (3-2) @ Miami Dolphins (2-3)

今季好調のラムズを迎えるは先週連敗から脱出したドルフィンズ
ラムズは序盤ランが絶好調で、前週までランディフェンス1位を誇ったドルフィンズ相手にばんばんランを出す。しかし詰めが甘くタッチダウンには届かず、1Q のフィールドゴール2本にとどまってしまう。ドルフィンズは 2Q に入ってからタネヒルが相手のディフェンスアサインミスを見逃さずにムーアへのタッチダウンパスを決めて逆転し、さらに相手ファンブルからフィールドゴールを決めて 10-6 とする。ラムズは新人 K ザーラインがこの試合の前まで 15/15 と大当たりだったが、この日は 52 ヤードを風の影響で外した後 37 ヤードも続けて外してしまっていて、このもたつきが後半に響いてくる。
ドルフィンズは後半開始早々タネヒルがゴール前1ヤードから TE ファサーノへ綺麗なパスを決めて突き放しにかかる。ラムズは 4Q にようやく反撃、ブラッドフォードが 4th ダウンの残り1ヤードを懸命なダイブで持ち込むと、ツーポイントコンヴァージョンもブラッドフォードが落ち着いて決めて 14-17。
ドルフィンズはここからの8分半を必死に消費してドライブを続ける。タネヒルのショートパスとレジー・ブッシュのランで時間を進め、4th & 1 の状況ではフェイクパントからのランでファーストダウンを奪ってみせる。ラムズがやっと止めた時には残り時間は 1:41 だった。最後同点フィールドゴールを狙ったのは敵陣 48 ヤード地点で、つまり 66 ヤードのアテンプトとなった。流石にザーラインはこれを決められず、ドルフィンズが先週に引き続いてロースコアの勝負を逃げ切った。

  • 前半は晴れていたのだが時折雲が横切って空が暗くなったりする怪しい空模様で、4Q にはとうとうシャワーが来ていて面白かった。それもラムズが7ヤードまで迫ったところだったのでちょっとテンション上がった。
  • ラムズはブラッドフォードが 26/39-315yds-0TD/0INT で、ランも 162 ヤードとか出てて、それで 14 点というのはあまりにも拙攻と言わざるを得ない。ドルフィンズのディフェンスが頑張ったとも言えるだろうが、この日に関してはラムズの詰めの甘さが目立った。