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ゼロヨンチャンプ方式(ではない)

『ゼロヨンチャンプ』シリーズ、自分ではやったことなくて弟がやってるのを後ろから見ていただけなのだが、ゼロヨンというシンプルきわまりない競技(と敢えて書く)を上手くゲームに落とし込んでいて中々よくできたゲームだった。
その中で面白いなと思ったのが主人公の名前で、苗字が固定されてて下の名前だけをつけることができる。この主人公が続編ではライバルとなって登場するのだが、その時には苗字だけで呼ばれるようになっているのだ。主人公でなければ苗字だけで呼ばれることは少なくとも日本語ではそれほど不自然ではないし、「ロトの勇者」問題をわりとスマートに解決していて中々よいシステムだなと思っていた。


……とここまで記憶に頼って書いたのだが、どうも上の記述は事実に反するようだ。おれが見ていたのはスーパーファミコンで出た2作『ゼロヨンチャンプ RR』と『ゼロヨンチャンプ RR-Z』だけで、確かにこの2作では主人公の苗字は固定なのだが(ちなみに「赤沢」という)、この後にリリースされた唯一の作品『ゼロヨンチャンプ Doozy-J』とはストーリー的なつながりはないらしい。つまり続編で「赤沢」が登場することはない。
で『RR』には初代の主人公が登場するのだけど、Wikipedia によるとデフォルトネームが無かったので一貫して「チャンプ」と呼ばれている、とのことで上記のようなシステムは採用されていないのだった。何を勘違いしたのかわからないが、そういうわけなんで「いいシステムだったよねー」で終わる筈の話が「ごめんいいシステムだと思うんだけどそんなシステムなかったわ」になってしまった。


それはそれとして、このシステムを採用してるゲーム自体は他にありそうではあるし、なにか特別な呼び名とかもついてるかも知れない。ご存知の方はご教示ください。