黄昏通信社跡地処分推進室

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というわけで、三世代旅行、今年は於箱根。
VSE に乗って一路箱根へ、天気は良くてかなり暑い。箱根湯本も標高は大したことないので下と殆ど変わらない暑さ、蕎麦屋に並ぶ間も日差しが厳しい。息子、この暑いのに温かい蕎麦を注文するという謎のプレイングで妻が巻き込まれる。娘は並んでいる間に寝てしまい蕎麦は食べられず。
バスで旧街道方面を進んで途中から歩こうと言っていたのだがなにしろ暑すぎてみんなくじける。最初はそれでも最後の一区間ちょっと歩こうかとか言ってたけどバスに乗っている間にそれも中止に。
ところが上の方に来ると急に雲行きが怪しくなって、海賊選に乗る頃にはそれが最後の一便というアナウンスがあって結果的には大正解。すっかり気温も下がって船上では涼しいを通り越して寒いほどだった。娘はここでようやく目覚めてパンをむさぼる。
桃源台から再びバスでホテルに到着。まだ結構早かったのでホテル敷地内の庭や散歩道で遊んだが、芝生が素晴らしくよく手入れされていて、裸足で歩いたり仰向けに寝ころんだりして大変気持ちよかった。空も図ったように曇り、気温も暑くもなく寒くもない。見上げた空は風が強く、むらのある雲が何層にもなってかなりの速度で通り過ぎていく。時々たまたま雲が切れているところが重なると驚くほど青い空がのぞいて、それも形を変えながら流れていく。いつまでも眺めていたいほど美しい空だった。背中に当たる芝生の感触は心地よく、周りを大切な人たちが囲んでいる。至福の時だった。
晩ごはんはコース料理で、息子と娘はさすがにじっとしていられない。周りのみんなに助けられた。とてもおいしかったけど。
夕食後は例によってひとつの部屋に集まったが、みんなくたびれていてあんまりしゃべる感じでもなく、早々と解散。その後すぐ就寝。