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NFL 2013 -- Week 2, part 1

New York Jets (1-1) @ New England Patriots (2-0)

サーズデイナイト。
レシーバー陣が殆ど総入れ替えになってしまったペイトリオッツ。ウェルカーを切ってアメンドーラを採り、(RB)ウッドヘッドを放出、ロイドが半分引退同然に退団、とまあそこまでは計算のうちだったろうが、TE グロンカウスキーが度重なる負傷でアウト、TE ヘルナンデスは殺人容疑で逮捕されて解雇、というのは計算外だったろう。むしろ WR 陣が新人だらけでも TE ふたりが健在ならなんとかなるとすら考えていたのではないかと思われる。とはいえ現在有る戦力でなんとかするしかないわけで、とにかく先週は勝ってきたのだが、今週はアメンドーラまでが故障でアウト。
この日は最初のドライブであっさりタッチダウンに辿り着き流石ブレイディと思わせたが、なんとタッチダウンはその1回だけ。そこからはルーキーレシーバーたちが落球とコミュニケーションミスを連発、2Q の後半にはパスに対して WR ドブソンが振り向きもせずむなしくボールが地面に落ちる場面もあってブレイディがめちゃめちゃ吠えまくってた。こえー。サイドラインに戻っても怒りさめやらず叫んだりなにかを叩きつけたりしていた。
ジェッツはマーク・サンチェスの負傷で新人 QB ジーノ・スミスが開幕からスターターをつとめているが、開幕戦こそ勝ったもののこの日はやや精彩を欠いた。そこそこ正確なパスがありながら明らかに少なからず持ちすぎで、パスプロテクションが結構保っているのに最後はサックされてしまう場面が何回かあった。
試合は 2Q 途中から最後までかなり強い雨が降っていて、その影響もあってか特に後半はほとんど得点が動かなかった。前半 3-13 から 3Q にジェッツがタッチダウンを1本返して、それっきりの 10-13 で終了。4Q にはスミスがインターセプトを2本喫していたが、雨でボールが重くなった所為かそれとも身体が冷えていたか、リードボールを投げていればどんぴしゃであっただろうところでいずれもショートしてターンボールになって取られる、というパターンで少し気の毒だった。
ブレイディも使えるレシーバーがエデルマンしか居なくては流石に厳しく、パス成功率も 50% を切っていて、フラストレイションの溜まる試合だったろうと思う。それでも勝つところは地力だが、来週以降はほんとにやばいのではないだろうか。ベリチックヘッドコーチは試合が終わった直後珍しくガッツポーズで喜びをあらわにしていた。sloppy で ugly な勝利だったと思うが、つまり勝って当たり前とはほど遠い状況なのだろう。