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NFL 2013 -- Week 9, part 3

今季のマンデーナイトのオープニング、パックマンが出てくるところでいつもにやにやしてしまう。

Chicago Bears (5-3) @ Green Bay Packers (5-3)

マンデーナイトフットボールNFC 北地区の同地区対決。
アーロン・ロジャーズが最初の攻撃でサックを受けた際に左肩を負傷して退場し、結果から言うと鎖骨が折れていてこの試合の間は戻って来られなかった。代わりにバックアップ QB のセネカ・ウォレスがほぼまるまる1試合投げたが、2シーズンぶりの実戦ということもあってロジャーズとは比べるのも気の毒なほどのパフォーマンスどまりだった。ルーキー RB レイシーにも助けられてなんとか 20 点取ったもののそこまで。
一方ベアーズもジェイ・カトラーはまだ戻れず、ジョシュ・マカウンが代役を務めたが、22/41 ながらインターセプト無しと無難にこなし、マーシャル、ジェフリーの両 WR と RB フォーテイの活躍もあってこちらは 27 点。なんとかベアーズが競り勝った。
パッカーズが走るかに思えた NFC 北だが、これでライオンズも含めて3チームが並んだことになり、1チームを除いて完全にわからなくなった。ロジャーズの復帰が遅れるようなことがあればパッカーズが沈む可能性も否定できない。

Other Games

BYE はジャガーズ(0-8)、ブロンコス(7-1)、ジャイアンツ(2-6)、ライオンズ(5-3)、カーディナルス(4-4)、49ers(6-2)。この辺まで来るとどんな成績よくても休み有難いんじゃないかなとか思うけど、どうなんだろうな。
MIN(1-7) 23-27 DAL(5-4):うーん、この一歩足りない感はシーズン序盤に戻った感じだな。とはいえジャイアンツ戦のお話にならない内容からすればずいぶんましではあり、やはり現時点ではポンダーが一番合っているようには思う。4Q に一旦逆転して最後抑え切れば勝ちだったという展開も、突き放されて最後追いつかない程度に反撃するよりはよほどいい。ただ、3本目のタッチダウンを決めた後のエクストラポイントをウォルシュが外していたのはよろしくなく、それを決めていれば最後の反撃はフィールドゴールでよかったわけで、それこそウォルシュの足をもってすれば同点ドライブは現実的な目標だったはずだ(タイムアウトは3つ丸々残っていた)。こういう細かいところきっちりできないとな。ピーターソンが 25att-140yds で今季2回目の 100 ヤード超え。カウボーイズはロモが 34/51-337yds-2TD-1INT。ふたたび貯金を1とした。
TEN(4-4) 28-21 STL(3-6):うーん、ロッカーが居ればまあテネシー勝つか。この日は RB クリス・ジョンソンの活躍も大きかった模様。ラムズはこれで3連敗となった。先週の負けが本当に痛い。
ATL(2-6) 10-34 CAR(5-3):同地区対決。先週カーディナルズに負けた時点でファルコンズは駄目そうだと思ったけど、これにて実質的にも止めを刺されたと言ってよかろう。なにがよくないのかはっきりしないが、オフェンスもディフェンスも少しずつ悪くなっていて、そこへ故障者が重なるというめぐり合わせもいかにも悪かった。ライアンはこの試合でもインターセプト3本で(先週4本)、メンタル的にもはまっている印象がある。パンサーズは逆に4連勝でプレイオフ争いに浮上した。わからんものである。昨年一昨年までのニュートンならここからずるずる負ける筈だが、今年は一味違うだろうか。
SD(4-4) 24-OT-30 WAS(3-5):ああ、チャージャーズ、ここまでか……。4Q の最後、ウッドヘッドが右隅に飛び込んで逆転タッチダウンかと思われたプレイが一旦タッチダウンとコールされながらリバース、そのあと敵陣1ヤードで 1st&Goal から得点できずフィールドゴールを蹴ってオーヴァータイム、という展開だったらしい。そりゃ負けるわという話で、あまりにも持っていない男フィリップ・リヴァーズ。もちろんプレイオフの目は残っているが、これは本当に苦しくなってしまった。パワーランナーが欲しいところだ。レッドスキンズはグリフィンがラン控えめでも結果を残したらしい。23/32-291yds-0TD-1INT だからスタッツも悪くなく、チームとしても本人としても悩ましいところ。
PHI(4-5) 49-20 OAK(3-5):イーグルズはフォールズが脳震盪から復帰して先発したのだけど、タッチダウンパス7本決めて NFL 記録に並んだそうだ。ぽかーんとしてしまうな。22/28-406yds-7TD-0INT なのでこれパッサーレイティング満点ですな(158.3)。あとタッチダウン2本ぐらい少なくても満点行く筈なんで完全にオーヴァーキルである。いや、いい QB だと思うけどここまでとは知らなかった。イーグルズの先発 QB 争いには終止符が打たれるかも知れない。レイダーズは守備がずたずたにされたようだが流石に記録だけではよくわからず。
TB(0-8) 24-OT-27 SEA(8-1):これバッカニアーズ頑張ったなー。というか殆ど勝ちだったのではないか。2Q の途中では 21-0 まで差を広げていた。勿体なさ過ぎる。シーホークスは例によって謎の勝負強さを発揮して1敗をキープ。ウィルソンもインターセプト2本喰らっていて決して本調子ではなさそうなのだが、それでもきっちり追いついてオーヴァータイムに持ち込むのはほんとうに凄い。ポストシーズンが楽しみ。

  • バッカニアーズの3本目の TD が面白かった。ゴール前2ヤードで QB から RB にハンドオフ、RB はオフェンスラインの真後ろからライン陣の頭越しに真裏の WR へふわっと浮かしたパス。これがものの見事に決まっていた。いささかリスクが高いプレイのようには思うのだが、まあ決まれば勝ちということか。とはいえ試合は負けたわけだけど。

PIT(2-6) 31-55 NE(7-2):なにがあったんだこれ……。この週の他の試合見てた時にこの試合の経過が差し挟まれて、たぶん 3Q ぐらいでロスリスバーガータッチダウンパス決めてスティーラーズが 24-24 とかにしたところだったんだよね。それが終わってみてこれだったのでちょっとびっくりした。ペイトリオッツは 4Q だけで 28 点取ったそうだ。ロスリスバーガーが 28/48-400yds-4TD-2INT、ブレイディが 23/33-432yds-4TD-0INT とふたりとも 400 ヤード投げている。