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NFL 2013 -- Week 10, part 3

というわけでパート3ですことよ。

Miami Dolphins (4-5) @ Tanpa Bay Buccaneers (1-8)

マンデーナイトはフロリダ対決。二週間ぐらい前にどっかの中継で「フロリダのチームの現時点での成績」とかいってドルフィンズバッカニアーズジャガーズの成績がでかでかと表示されてたんだけどその時点で 3-4、0-7、0-7 だったからかなりやばかった。ていうかむしろ何故出したし。
試合の方は、これもちゃんと見る時間なかったんだけど、おめでとう、タンパベイ・バッカニアーズ。というわけでフロリダの2チームが今週相次いで未勝利から脱出したことになった。最終スコアは 22-19。15-0 から一時は逆転される展開だったが 4Q にグレノンが 80 ヤードのドライブをタッチダウンにつなげて再度逆転した。グレノンのスタッツは 11/21-139yds-1TD-1INT とはっきり言ってひどいものだがランがよく出て上手くタッチダウンを2本奪った。
ドルフィンズはランが壊滅的で試合を通して2ヤード。タネヒルスクランブルも入れてアテンプトが 14 回しかないのでそもそも少なすぎるが、これだけでなければランをコールするだけでも勇気が要る。といってここまでパスによりかかりすぎてはいい結果になるはずもなく、むしろよく一度逆転したものだと思う。2Q に自陣エンドゾーン内でランプレーを試みてあっさり潰されてセイフティになったのだが、終わってみるとその2点+16-15 になったときのエクストラポイント獲得失敗で3点差だったのでそれも痛かった。
前回の DEN-SD でも書いたけど AFC は 5-4 でワイルドカード2位になれる状況なのでドルフィンズのこの負けは痛い、が逆に言えばまだ1ゲームだということでもある。バッカニアーズはこのあとひとつでも多く勝ちたいところだろう。フリーマンは出て行ってしまったが、グレノンにはどこか期待が持てそうなところがある。

other games

BYE はペイトリオッツ(7-2)、ジェッツ(5-4)、ブラウンズ(4-5)、チーフス(9-0)。ブラウンズは先週の勝ちの後だとバイちょっと勿体ない気がするな。
PHI(5-5) 27-13 GB(5-4):イーグルズが得意のロードで勝ち。今季ロードで 5-1 らしい。パッカーズはバックアップ QB のウォレスが先発したが、最初のシリーズで股関節を傷めて退場し、その後はプラクティス・スクウォッド上がりのトルザインが投げたとのこと。流石に荷が重いというか気の毒な話だ。イーグルズはフォールズがこの日も3タッチダウンパスを決め、レショーン・マッコイが 25att-155yds と大暴れした。いい勝ち方なんだけどアップテンポオフェンスとかもう関係なくなってるよね。ともあれ 5-5 は NFC 東では充分プレイオフが狙える位置だ、っていうかカウボーイズ負けたから地区首位タイになってしまった。パッカーズはマット・フリンと再契約するとのこと。レイダーズを出されて、知らなかったけどビルズも出されてたらしいんで渡りに船って奴ですね。さて立て直せるか。
STL(4-6) 38-8 IND(6-3):逆かと思って結果を二度見。ラムズの圧勝だったらしい。ファンブルリカバーとパントリターンを含めて4つのタッチダウンを前半に奪い、ディフェンスもラックに仕事をさせずランもほぼ完封(試合通して 18 ヤード)。クレメンズが先発に回ってから初勝利となった。コルツは今季こんなにひどい負け方は初めてだと思う。ブロンコスに勝っておいてドルフィンズラムズに負けるんだからよくわからんチームだ。
JAX(1-8) 29-27 TEN(4-5):おー、ジャガーズ初勝利。なんだかんだ言って全部負けたりしないもんだよな(つまり 2008 年のライオンズが如何に偉大だったかということである)。しかし内容はタイタンズのターンオーバー4回による自滅というべきもので、ヘニーも 14/23-180yds-0TD-2INT なのでまあよく勝ったなというところ。タイタンズは 1Q にロッカーがまた負傷し、おそらくこのままシーズンアウトだろうとのこと。この試合はその後はフィッツパトリックが投げたが、今季も残り期間と勝敗数を考えればフィッツパトリックのままで行くのかな。でもタイタンズこれでも一応2ゲーム差で2位なのか……。ともあれジャガーズファンの皆様におかれましてはおめでとうございます。
SEA(9-1) 33-10 ATL(2-7)昨季のプレイオフの再戦となったカード。しかし当時と比べても両チームの状態が違いすぎ、結果にもそれがはっきり反映された。シーホークスが前半 23-3 とリードして悠々と逃げ切り。リンチが 24att-145yds と大暴れ。現状を思えば順当としか言いようがない結果だ。ファルコンズもここまでひどいことになるとは思わなかった。これで星勘定ヴァイキングズと並んじゃったぜ。
BUF(3-7) 10-23 PIT(3-6):ビルズは E.J.マニュエルが復帰……したのだが、22/39-155yds-1TD-1INT と冴えない数字。ランも合計 95 ヤードと抑え込まれ、オフェンスが機能しなかった。スティーラーズもオフェンスはいまいちだったっぽいがなんとか勝ち。スタッツだけ見るとかなりの凡戦と思われる。
OAK(3-6) 20-24 NYG(3-6)ジャイアンツ、バイウィークを挟んで3連勝。しかし内容はお粗末で、スタッツを見てもこれでよく 24 点も取ったなとしか思えない。実際パントブロックリターンタッチダウンも含まれているのだが、正直 17 点でも多い。マニングは 12/22-140yds-1TD-1INT。まあしかし全くお互い様で、レイダーズもプライアーが 11/26-122yds-0TD-1INT とかだから上の試合より確実にスタッツは下ですね。ジャイアンツはこれを勝てたのはついてた。NFC 東ならチャンスがゼロとは言えない。
HOU(2-7) 24-27 ARI(5-4)テキサンズだめだねー。前週のコルツ戦のハーフタイムでクービアック HC が倒れてこの週まで居なかったんだけどそんなことも含めて間が悪い。この日もケイス・キーナムはタッチダウンパスを3本決めたがファンブルロストをリターンタッチダウンにされたりもしていて評価が難しい。カーディナルズは勝てる相手にはきっちり勝ってる印象だな。プレイオフは無いと思うけど、理論上は充分な位置につけている。
DAL(5-5) 17-49 NO(7-2):先週ジェッツにまさかの敗北を喫したセインツだが、きっちり巻き返してカウボーイズをぼこぼこにした。カウボーイズにしてみればいい迷惑である。ブリーズは 34/41-392yds-4TD-0INT と今季屈指の出来で、先週脳震盪でひっこんだスプロールズも戻ってきて、イングラムが 14att-145yds と爆発して、完全に元通りかそれ以上。カウボーイズはロモが 10/24-128yds-1TD-0INT と悲惨な出来だった。40% 届かないとほんとどうにもならんわ。

Playoff pictures: AFC

North #1 Bengals (6-4)
East #1 Patriots (7-2)
South #1 Colts (6-3)
West #1 Chiefs (9-0)
Wildcard #1 Broncos (8-1)
Wildcard #2 Jets (5-4)

#3 Browns (4-5)
#3 Ravens (4-5)
#3 Dolphins (4-5)
#3 Titans (4-5)
#3 Chargers (4-5)
タイブレーカーは調べるのめんどくさすぎるのでなし!