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NFL 2013 -- Week 13, part 1

Green Bay Packers (5-6-1) @ Detroit Lions (7-5)

いよいよ山場を迎えての NFC 北地区の同地区対決。
パッカーズはまだロジャーズが復帰できず出戻りのフリンが先発。そもそもフリンがこれほど評価されるきっかけになったのは2年前のこのカードで、その時はなんと 480 ヤード投げて 45-41 で勝っている。のだが、この日はさっぱり。オフェンスラインがぼろぼろでサックを受けまくりプレッシャーに晒されまくり、10/20-139yds-0TD-1INT と悲惨な成績だった。被サックも7で、流石にここまでオフェンスラインがやられると参考外というところかも知れない。
一方ライオンズも最初のドライブでエンドゾーンが見える位置まで進みながらブッシュがファンブルロスト、さらに自陣でもスタフォードがファンブルロストしてリターンタッチダウンされるなど 2Q 途中まではひどいものだったが、立ち直ってからはスタフォードがパスをばんばん投げて点差を広げた。最終的には 10-40 でライオンズの圧勝。ライオンズは感謝祭ゲームで 11 年ぶりの勝利となったそうだ。
これで NFC 北地区はライオンズが単独1位、パッカーズはとうとう敗戦の方が多くなった。5試合連続で勝ち星がないのは 2008 年以来だそうだ。ロジャーズが戻ってきても間に合うかどうかというところになりつつある。

Pittsburgh Steelers (5-7) @ Baltimore Ravens (6-6)

こちらは AFC 北の同地区対決。どちらも不振から立ち直ってきての 5-6 で、ベンガルズがそこそこ走っている現状ではここで負けるとプレイオフがかなり遠のいてしまう大事な一戦。
レイヴンズは 1Q にフラッコ得意のロングパスでタッチダウンを挙げると、そこからコンスタントに敵陣には攻め込むがゴールが遠くフィールドゴールを量産。スティーラーズは前半1点も取れず 0-10 で折り返したが、後半に入ってからようやくロスリスバーガーのパスが決まり出し、タッチダウンを重ねて反撃する。
4Q 残り 5:37、14-22 からスティーラーズは同点を目指してのドライブ。ほとんどパスだけで前進し、最後もミラーへのタッチダウンパスが決まったかに見えたがぎりぎり手前で膝を着いていて残り1ヤードでファーストダウン。ランでノーゲインの後、セカンドダウンもベルのラン。今度こそ入ったように見えたが、激しいタックルを受けてヘルメットがすっ飛んでいて、ヘルメットが脱げ始めた地点でボールデッドとなるため再び判定が覆る。いやーな状況でパスをもう一本失敗してフォースダウンとなったが、さすがロスリスバーガー、ここでパスを決めてタッチダウン
しかしこれだけでは同点にならない。ツーポイントコンヴァージョンを決めなければならないのだ。スティーラーズの選択は左アウトのサンダーズへのパス。ボールはサンダーズの手に触れたが収まらず、PAT は無し。その後のオンサイドキックにも失敗してスティーラーズは力つきた。
この両チームの対戦はこれで5試合連続3点差以内で決まっているそうだが、本当にいつも接戦になって面白い。レイヴンズはなんとかプレイオフ戦線で生き残り、スティーラーズはかなり厳しい状況になった。