Denver Broncos (10-2) @ Kansas City Chiefs (9-3)
風邪引いて倒れたりしてたので簡単に。
先々週に続いてブロンコスが勝った。チーフスはタッチダウンで先制し、同点に追いつかれた直後のキックオフでリターンタッチダウンを決め、さらにタッチダウンを挙げて 7-21 と突き放し、それでも勝てなかった。先週のゲームで途中退場した LB ふたりのうちハリは戻ってきたもののヒューストンは不在。シーズン前半までのような守備がここ3試合はできていない。
7-21 からブロンコスが 28 点連続で得点し、それでもチーフスはもうひとつタッチダウンを取って7点差にしてさらに残り時間はわずかながらエンドゾーンまで 10 ヤード前後まで迫ったが、最後は 4th&4 からスミスがエンドゾーンのボウ(だったと思う)へ投じたパスが通らず、35-28 でブロンコスの勝ち。ブロンコスは先週手痛い敗戦を喫していたが連敗はせずチーフスをスイープすることに成功した。地区優勝にかなり近づいたと言えよう。チーフスは9連勝から3連敗、それも9連勝中の最大失点が 17 だったのにここ3試合の失点は 28,41,35 と跳ね上がっていて、ちょっとまずい感じ。
Arizona Cardinals (7-5) @ Philadelphia Eagles (7-5)
イーグルズが 21-24 で逃げ切り勝ち。結構リードしてたのに最後は3点差まで詰められてばたばただったが、これで4連勝となりカウボーイズと相星のまま。フォールズもインターセプト投げたりしていまいちだった……と思ったんだけど今スタッツ見たら0になってた。相手の反則でノープレイになったらしい。ついてたね。
カーディナルズは逆に連勝を4で止められて、フォーティナイナーズに1ゲーム離された。
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この試合の解説をしていた河口正史氏がイーグルズのチップ・ケリー HC の考えとして「タイム・オブ・ポゼッションは最も過大評価されているスタッツだ」という言葉を紹介していた(その上で自分は同意しないとも付け加えていた)のだけど、これは面白いなーと思った。まあボール持ってるだけでは点入らないんだし、何分かけてタッチダウン取っても7点は7点なわけで。TOP と勝敗の相関関係とかはあったら見てみたい。計算している奴は必ず居るだろう。
それよりもオフェンスのプレイ数を増やすことの方が得点力につながって、即ちそれが勝つための道なのだ、というのがケリーの考え方の根本なのかもしれない。アップテンポオフェンスってなんなんだろう、とシーズン開始時から思ってきたのだが、上の言葉はその答えに一歩近づくヒントになってくれた気がする。引き続き考えてみよう。