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NFL 2013 -- Week 14, part 2

Carolina Panthers (9-4) @ New Orleans Saints (10-3)

NFC 南地区の首位攻防戦。セインツが先週負けたためにとうとう勝敗で並んだ両チームが今季初の直接対決を迎えた。
序盤はパンサーズのペースだったが、1Q の長いドライブが2本ともフィールドゴールに終わってしまって 6-0 にしかできず、その次のドライブでセインツがタッチダウンを挙げてから俄然セインツペースになる。2Q だけでブリーズがタッチダウンパスを3本決めて、試合の大勢も決めてしまった。
パンサーズはニュートンが5回サックを浴びるなどプレッシャーに苦しみ、2Q と 3Q は無得点。4Q も残り5分台になってから唯一のタッチダウンを決めたがあまりに遅すぎ、13-31 での完敗となった。連勝は8でストップし、セインツとも1ゲーム差となって、地区優勝のためには少なくとも2週後の直接対決では絶対に勝たなければならなくなった。その上で残り2試合の勝敗次第なのでかなり苦しくなったとは言える。
しかしこの違和感の無さというか、「まあパンサーズだしこんなもんでしょ」感みたいなものはなんなのだろうと思う。たかだか2年間とはいえ刷り込まれたイメージというのは強い。今季の実績を考えるに、払拭されてしかるべきものの筈なのだが。
セインツは先週ぼこぼこにされたが今週は見事に立ち直ってきた。ひどい負け方をしてもきちんと研究して同じやられ方はしない。強いチームのゆえんではあろう。だからこそ一発勝負のプレイオフにあれだけみんな熱中するのだろう。

Dallas Cowboys (7-6) @ Chicago Bears (7-6)

マンデーナイト。
NFC 東地区と北地区でそれぞれ優勝を争う両チーム。どちらもここで勝てば地区首位のチームに星で並べるが、負けた場合は1ゲーム差となる。ベアーズはジェイ・カトラーの足首が未だ癒えず、今季6試合目のジョシュ・マカウンが先発。気温は華氏8度という想像を絶する寒さで(摂氏だと -20 度未満。ソルジャーフィールドはドームじゃありません)なんかもうなんでフットボールやってんの?って感じだけどまあこれもアメフトという感じはする。
前半 2Q の途中まではタッチダウンを2本ずつ取り合って拮抗した展開だったが、ツーミニッツを過ぎてからカウボーイズはあっさりパントに終わったのに対し、その返しに残り 0:47 から攻撃したベアーズはタイムアウトを惜しげもなく連発して最後はマカウンからジェフリーへ 25 ヤードのタッチダウンパス。エンドゾーン右奥隅のここしかないというところに落ちた見事なパスで、ベアーズは 10 点リードして前半を終えた。
後半は完全にベアーズのペースで、タッチダウンフィールドゴールを重ねて突き放した。カウボーイズは後半タッチダウン1本に終わり、最終的なスコアは 28-45 となった。