黄昏通信社跡地処分推進室

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仕事で空調機の修理に立ち会った。業者さんに状況を説明すると室外機が悪いと見当をつけ、カバーを外して基板のある端子台にコードをつなぎ、それを持ってきたノートパソコンに差した。室外機は集中タイプで8台の室内機につながっていたが、その全ての状態がノートパソコンで観察できた。それどころか指示を送って操作することさえできるのだった。一連のことが面白くて仕方がなく、これはなにかとか今何をしているのかとか色々聞いた。もしかすると邪魔だったかもしれないが業者さんは結構親切に応えてくれた。
1回では直らず、これが悪いのではないかという基板2種類の新品を持って後日もう一度やってきて、交換して修理は完了した。最初の時は業者さんはひとりだったが2回目は二人できて、ふたり目の人も聞いたらいろいろ教えてくれた。客相手だから丁寧に振る舞うのは当然だろうけど、ふたりとも「これはどうせわからないだろうから説明しない(もしくは適当にお茶を濁す)」というような振る舞いは一度もしなかったのでそれがちょっと嬉しかった。
見ているとやっぱりああこういう仕事につけてたら面白いこと色々あっただろうなーと思う。後悔というには弱過ぎる感情だけど、久しぶりに以前(バイトだけど)やってた仕事と通じるところのある業務に触れて、その分野に対する自分の思い入れを思い出させられた。メンテナンス、ほんとに面白い仕事だったのです。