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NFL 2013 -- Week 15, part 2

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CHI(8-6) 38-31 CLE(4-10):ジェイ・カトラーが戻ってきた。そうだ。マカウンもよかったが、やはりベアーズにはカトラーが居て欲しい。そしてロケットアームでばんばんインターセプトタッチダウンを投げて欲しい。マーシャル、マーシャル、雨、マーシャル。そういう感じであって欲しいのです。この日は3タッチダウンインターセプト、4Q に逆転勝ちと非の打ち所がない内容だったそうだ。プレイオフは近い。
SF(10-4) 33-14 TB(4-10)バッカニアーズ、ここでは流石に家賃が高かったか。しかし 4Q の頭では一瞬 20-14 まで迫ったそうで、悲観することはない。ランが全く出ていなかったのは気がかりではあるが。フォーティナイナーズはなんだかんだの4連勝。プレイオフも行きそう。
BUF(5-9) 27-20 JAX(4-10):ジャグァーズの連勝は3でストップ。敵陣1ヤードでのファンブルロストと敵陣5ヤードからのインターセプトがあったらしいので、どちらかでも取れていればというところではあり。
PHI(8-6) 30-48 MIN(4-9-1):余計なところで圧勝、われらがミネソタヴァイキングズ。しかしピーターソンもガーハートも居ないのにこれだけ点取って勝ったんだからそりゃもう QB キャセルでいいよって話になりますわなあ……。個人的には勝ったのは嬉しいけどそこら辺は複雑な心境ではあります。イーグルズは前半タッチダウンを奪えず、後半追い上げたけど最後は力尽きてちぎられた、みたいな感じだったらしい。
WAS(3-11) 26-27 ATL(4-10):昨年はそれぞれ地区優勝したチーム同士の対戦。レッドスキンズはグリフィンを下げてカズンズが先発。381 ヤード投げたものの、インターセプト2本とファンブルロスト1回ということで期待に応えたとはいいがたいか。最後は 20-27 からタッチダウンとって、ツーポイントコンヴァージョンに失敗して 26-27 だったそうな。

  • 最後のツーポイント、どうせおたがいプレイオフもないんだし長々とオーヴァータイムやらずに1プレイで白黒つけるのはそれはそれで全然いいじゃん、と思ったのだがシャナハン HC は叩かれてたみたい。つまり NFL 文化的にはそれは駄目なんですね。ツーポイントの成功率は5割行かないのだしそれだったら9分9厘決まるキックで同点にしてオーヴァータイムすべきであるたとえそれが消化試合でも、というのがここでの了解なのですな。これは勉強になった。
    • 少し話をややこしくしているのは、NFL だとドラフトが完全ウェーバーで前シーズンの順位と全く逆順になるので、プレイオフが関係なくなると勝利よりは敗北にインセンティヴが生じること。これは今回のシチュエイション関係なくクソなシステムなので改善すべきではある。のだが、だからこそそのような博打的プレイ選択が余計に許されないのかも知れないとも思う。それは一種の敗退行為であり、なおかつ自身の利益につながるから。

HOU(2-12) 3-25 IND(9-5):ひどいねえヒューストンは。先週、先々週はそこそこまともな試合をしていたのにだんだんひどくなっている印象だ。今回はキーナムが投げて(それ自体はよいと思う)、結果としては 18/34-168yds-0TD-2INT だからまあ惨憺たるものだけど、そこは我慢しなきゃならないところではあるのだろう。まあ今季の成績だと来年さっさとドラフトで QB 取っちゃいそうな気もするけど。コルツは後半流したっぽい感じの勝ち方。もう地区優勝は決まっていて、でも逆にこれ以上の上位はあんまり望めなさそうだし、という少し中途半端な状況になっている。
SEA(12-2) 23-0 NYG(5-9)シーホークスが完封勝ち。基本的にアメリカンフットボールはゲームの性質上完封は難しいものだが、それだけ力も状態も差があるということなのだろう。ジャイアンツは6連敗から5連勝したまではよかったが、その次にカウボーイズに惜敗したのが致命傷になった。マニングは 18/31-156yds-0TD-5INT とぼろぼろ。最後は下げられてカーティス*1が投げてたらしい。4/4-30yds。
NYJ(6-8) 20-30 CAR(10-4):パンサーズの勝ち。まあ今年に関して言えば順当。
KC(11-3) 56-31 OAK(4-10):チーフスが連敗を3で止める。よかったよかった。これでプレイオフも確定。14 敗以上したシーズンの翌季にプレイオフに進むのは史上4チーム目とのこと。意外と多いなと思ったけど考えてみりゃ昨季のコルツもそうだな。何やったら 56 点も入るかと思ったら、マグロインがインターセプトファンブルロスト1だったそうで。
NO(10-4) 16-27 STL(6-8):これはアップセット。なんか一昨年もラムズ2勝しかしてなかったのに 13-3 だったセインツに勝ってたけどなんかそういうのあるんかね。ブリーズが 1Q に2本インターセプト投げて、どちらも返しのドライブでタッチダウンにされたとのこと。とはいえ2本目なんてラムズ陣7ヤードとかだったらしいからタッチダウンにつながったとは言いがたいんだけど、でも少なくとも3点は逃してることは間違いないからな。
CIN(9-5) 20-30 PIT(6-8):おっと、ベンガルズはここで足踏み。AFC 北は甘くないな。
以下プレイオフピクチャー忘れてたので追記。もう全然意味ないけど。

Playoff pictures: AFC

North #1 Bengals (9-5)
East #1 Patriots (10-4)
South #1 Colts (9-5) WINNER
West #1 Broncos (11-3) PLAYOFF CLINCH
Wildcard #1 Chiefs (11-3) ; West PLAYOFF CLINCH
Wildcard #2 Dolphins (8-6) ; East

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Still Alive:
8-6: Ravens (North)
7-7: Chargers (West)
6-8: Steelers (North)
南地区以外の地区優勝は決まらず。唯一チーフスがプレイオフを確定させた。ワイルドカード争いはここに載っていないチームには可能性がなくなったが、それでもまだ4チーム残っている。

Playoff pictures: NFC

North #1 Bears (8-6)
East #1 Eagles (8-6)
South #1 Saints (10-4)
West #1 Seahawks (12-2) PLAYOFF CLINCH
Wildcard #1 Panthers (10-4) ; South
Wildcard #2 49ers (10-4) ; West
Still Alive:
9-5: Cardinals (West)
7-7: Lions (North)
7-6-1: Packers (North)
7-7: Cowboys (East)
未だにいずれの地区も地区優勝が確定しない。北地区はベアーズがライオンズに代わって首位に立った。東地区はイーグルズが足踏みしたがカウボーイズも奇跡の逆転負けでおつきあい。ワイルドカード争いはセインツが敗れたことでますますややこしくなった。

*1:カーティス:カーティス・ペインターのこと。2011 シーズン前半首の負傷から戻れなかったペイトン・マニングに代わってコルツのスターター QB を務めたが、0-8 という成績に終わり、コルツのアンドリュー・ラック獲得に大いに貢献した。