黄昏通信社跡地処分推進室

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昔、たぶん 1984〜1986 年ごろ、「I/O」か「Pio」*1に載ってた穴埋めの四コマ漫画でこういうのがあった。
「マウスを無線接続にしてみた」「おおっすごい」
「あっ」(床に落とす)
「あっ」(別方向の床に落とす)
「命綱つけた」「……。」(マウスが糸で PC につながれている)
当時少なくとも日本ではマウスってそれほど一般的じゃなくて、ワイヤレスマウスは存在してなかったと思うんだけど、今思うとなかなか先見性のあったねただと思う。命綱はつけないにしても、何らかの状況でマウスを床に落としてしまったことのある人は少なくないだろう。おれは今でもワイヤレスマウスを床に落としそうになったりするとこの漫画のことを思い出す。



この漫画は犬のキャラクターと鼠のキャラクターが主に登場する、誌面の隙間を埋めるカット的な位置づけの漫画で、だからタイトルもないしコマ数とかも決まっていなかった。おれが I/O を読み始めた頃ははら JIN 氏ときむらしんじ氏がそのスロットを埋めていたのだが、はら JIN 氏が急逝して、その後にやっていたのがこの犬と鼠の漫画だったと記憶している(今調べたら 1985 年とのことなので、上の漫画も 1985 年以降と思われる)。キャラクターや作者の名前は残念ながら憶えていないし、ちょっと調べてみたけどまったく手がかりがなかった。
はら JIN 氏については以前この日記で書いたと思っていたのだけど、今検索したら出てこなかった。もしかすると cgiboy の頃に書いてたのかも知れない。まあ普通にあり得るよな、それ。

*1:「I/O」「Pio」:いずれも工学社のパソコン雑誌。驚くべきことに「I/O」は途中何度か方向性を変えながら未だに発行されているようだ。「Pio」は 1986 年 10 月号を最後に休刊とのこと。