黄昏通信社跡地処分推進室

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近所にさびしい公園と(うちの家族に勝手に)呼ばれている公園がある。小さくて、砂場と鉄棒とブランコしかなくて、陽当たりが悪い。夏は気が狂いそうになるほど蚊がたくさんいて、冬はうんざりするほど寒い。でも息子はその公園が好きで、「おすなばどうぐ」を持ってそこへ行きたがる。だから連れていく。息子がここを好きな理由はちょっとわかる。なにしろ人がいないのだ。ほかの子供が遊んでいるのも滅多に見ない。よその子に気兼ねすることなくのびのび遊べるのが楽しいのだろう。
というわけでそれなりに長く(つっても50分ぐらい)遊んでそれなりに満足して帰ってくる。そのあと息子がおなかがすいたと大騒ぎして最終的におれにこっぴどく叱られるのだが、それはまた別の話。