黄昏通信社跡地処分推進室

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今回のメインイベント、戦場ヶ原縦断。とはいえそんな大層なものではなく、コースタイムにすれば2時間半というところ。しかし子供も居たりなんだりであまり楽観もできないルートだった。朝食を済ませてからバスに乗って赤沼まで下り、準備運動してから歩き始める。同じ方向に流れている川が平行して走っていて、笹舟を流してみたりしてみる。
小田代ヶ原方面への道を左に分けて北へ折れると、その辺りからが戦場ヶ原。もう少し乾燥しているところと勝手に思っていたのだがかなりがちの湿原で、ずっと木道が敷設してあって歩くのは快適なのだけど不用意に木道から下りたりすれば多分靴下まで濡れるし、場所によっては足首や膝ぐらいまでは簡単に沈んでしまいそうだった。それで、カラマツやシラカバの若木みたいなのがそこかしこにあるのだけど、看板の説明によれば樹齢 70 年*1とかはざらのようで、少し面白くもあった。
花が咲き、蝶が舞い、湿原が広がり、遠くには山も見え、木道の近くは木陰に覆われ、涼しい風が吹き抜ける。とてもいいところで、歩いていて実に気持ちよかった。ハイキングスポットとしてはべたかも知れないけど、東京からそこまで遠くないし、バス停からすぐ行けるし、ほんといいところですよ*2
で、まあ寄り道しながらということもあってかなり時間はかかったけど、3時間半ほどで無事湯滝まで縦断完了。天気もよかったしお弁当も持ってたし、心配するような状況ではなかったがそれでもなんだかほっとした。湯滝は落差も大きく水量も多くこれまた見事な滝だった。日光はすごい滝多いな。


バスで宿に戻って、ひと休みしてから夕方は近所の牧場へ。こぢんまりしてていいところ。アイス食べたり牛乳飲んだりだらだらしたりする。宿に戻ってからは昨日と同じく、風呂入って夕食どか食いして、明日の予定確認して、寝る。

*1:原文には樹齢 50 年とあったが「戦前に植えられ」とも書かれていたのでおそらく看板自体がけっこう古い

*2:ただしバスにはいろは坂を含めて1時間ぐらい乗らなければならない