黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

確か一年ぐらい前、tumblr で見かけた文章。


ここに、アンディ・ウォーホルの言葉がある。
「人は海辺のポーチに腰掛けながら、海の風景をいつまでも眺めていられるのに、映画館に行くと、途端に退屈さに耐えられなくなる。」人は「何も変わらない」海辺の風景を純粋に「美しい」と感じ、いつまでもそれを眺めていたいという心を本来持っている。それなのに、それがテレビや映画といったメディアに変換された途端、それが退屈でつまらないもの以外の何物でもなくなってしまう。この世の誰もが、テレビで一日中、「海辺の風景」をずっと見ていたい、とは思わないのだ。
これ面白い文章だなと思うんだけど、ほんとにウォーホルの言葉かどうか微妙にわからない。ネットで探してもこのサイトから引用したものしか出てこなくて、そもそもの出典が不明だ。経験的にはこういうのは違う可能性が高い。でも、それはそれとして面白い指摘だと思うのだ。しいて言えば中盤部分は冗長なので
“人は海辺のポーチに腰掛けながら、海の風景をいつまでも眺めていられるのに、テレビで一日中「海辺の風景」をずっと見ていたい、と思う人は誰もいない。”
ぐらいだとすっきりしていいかも。